高木基金は、生涯をかけて脱原発と「市民科学」に力を尽くし、二〇〇〇年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立されました。高木仁三郎は、自らの遺産と、主旨に賛同する多くの市民からの寄付を財源として、次の世代の「市民科学者」を発掘し、応援してほしいとの遺言を残したのです。昨年度までの助成件数は一五四件、助成総額は八三〇〇万円を超えました。現在、来年度の国内向け助成の申し込みを受け付けていますので、奮ってご応募下さい。

【助成対象】(1)「市民科学」を目指す調査研究、(2)「市民科学者」としての実力向上を目指す実践的な研修、留学など。

【助成金額】一件一〇〇万円まで。

【募集規模】(1)総額六五〇万円、(2)若干名。

【応募資格】「市民科学」を目指す方であれば、資格は問いません。

【テーマ性】基本的には、現代の科学技術がもたらす問題等を批判的に検証するものですが、「市民科学」の考え方に沿うものであれば、特に分野は限定しません。

【応募方法】高木基金のウェブサイトから申込用紙をダウンロードし、郵送で申し込んで下さい。

【締切】一二月一〇日(当日消印有効)

【問い合わせ】電話番号　03・3358・7064/メールアドレス info@takagifund.org

★高木基金の助成金は、一般の方からの会費や寄付に支えられています。ぜひご支援をお願いします。(高木基金は認定NPO法人であり、寄付金控除の対象となります)