私たちは五月一五日と一六日、『沖縄タイムス』『琉球新報』と『朝日新聞』に一五段一ページで表記を含む三項目を訴える意見広告を載せました。わずか二カ月の運動期間でしたが、団体を含めた賛同は四六二九件にのぼりました。「感動した」「我が意を得たり」「普天間問題は私達日本人のすべての心と生きざまにかかわる深刻な問題です。がんばって下さい」細かな字をたどりながら、この問題に寄せる人々の関心と熱意、それを通じての固い絆を痛感しました。

　移設問題については、沖縄県議会、名護市長と同議会、四月の県民大集会に結集した四一全市町村長、遡るが昨年八月総選挙での四議員、どのレベルで見ても「地元」の意向は明確であり、それは今回の知事選でピリオドとなりました。だが政府の姿勢は変わりません。

　私たちは九月二六日、広告運動の第二期を発足させました。今回は国内紙だけでなく(五?六月)、アメリカの主要紙にも日本の運動を伝える予定です。賛同金は一口個人一〇〇〇円、団体五〇〇〇円、目標二〇〇〇万円です。絶大な御協力をお願いします。

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