震災による「子どもの心のケア」チャイルドライン
2011年04月08日|カテゴリー:市民運動紹介
「チャイルドライン? ん、それ何?」。日本では、まだまだ聞きなれないこの名称、発祥はヨーロッパ。子どもの声に耳を傾ける電話、チャイルドラインはたとえばイギリスではその電話番号を知らない子どもはいません。お説教ぬき、押し付けぬき、子どもたちの声にただただ耳を傾ける、それがチャイルドラインです。
日本では、せたがやチャイルドラインが先頭を切り、実施しました。家族のつながり、地域のつながり、友だちとのつながり、ごくごく身近な人たちと上手くつながることが難しい今の子どもたちの環境に、声だけでつながる、ほんのちょっとの居場所を、ということから始まりました。
今回の東日本大震災をうけて、被災地の子どもをはじめ、各地から、地震に関する電話が寄せられています。今後はこれまで以上に「子どもの心のケア」が求められてきます。
チャイルドラインは、子どもの心の居場所を提供し、子どもの気持ちに寄り添うことで、子どもたちが安心して話ができる場をつくっていきます。子どもの心を受けとめるために、チャイルドラインのフリーダイヤルには年間一八〇〇万円の電話代がかかります。
みなさまからのご支援・ご寄附をいただければ幸いです。
▼認定NPO法人チャイルドライン支援センター
電話番号 03・5312・1886(平日10時~18時)
URL http://www.childline.or.jp/