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『アヒンサー』第三号、肥田舜太郎さんの証言

 本誌二〇一一年九月二三日号で紹介させて頂いた『アヒンサー 未来に続くいのちのために 原発はいらない・第二号、平井憲夫さんのお話―原発がどんなものか知ってほしい』に続いて、第三号『被爆医師 肥田舜太郎さんの証言―あなたは内部被ばくのことを知っていますか』を発行いたしました。

 肥田舜太郎さんは、現在九五歳です。広島の原爆投下直後からずっと被爆者を診続けた肥田さんはいま、経験に基づいて語れることは語りつくそうと、全国で講演活動をされています。

 放射線によって【刻印】をつけられてしまった被ばくに立ち向かうために、「腹をくくって、免疫力を落とさない努力をしなさい」と諭し、「人権意識を高め、子どもたちの未来のために、原発も原爆もなくす努力をしなさい。私は一人ひとりが伝えあう『草の根』の力に希望をもっています」と語りかけます。これ以上ない人間悲劇の中で、肥田さんのお話は、確かな生きる指針となるでしょう。

 資料編には、紙芝居「ちいさなせかいのおはなし」と「直視してください」、福島の少女の声「私は普通の子どもを産めますか」を載せました。隠し続けられている放射線の影響を、目に見える形にして訴えたいと思ったからです。ぜひ、お読みください。

▼『アヒンサー』三号の体裁:A5判48頁/頒価100円(送料別)
【申し込み・問い合せ先】PKO法「雑則」を広める会/電話番号 0422・51・7602(佐藤)