小冊子『子どもの命を守りたい』のご案内
2012年04月20日|カテゴリー:市民運動紹介
「将来の子どもたちを守る」ために、美術家・早川聡子さんの愛情がこもった絵と文で、放射能による遺伝的リスクを、わかりやすく絵本にしました。
「幸せになるために生きているのが子ども」が、早川さんの活動の基本です。この絵本小冊子では、毎日の食事を充実させ、内部被曝を防ぐ必要を訴えています。とりわけ妊婦の方と妊娠する可能性のある女性は、徹底的に内部被曝を避けなければなりません。
また、チェルノブイリ原発関連の最新取材報告を盛り込んでいます。この取材のポイントは、チェルノブイリ原発事故当時に妊婦だった人の孫に遺伝的影響が出ていないか調査することでした。
その結果、遺伝の可能性が高い親子に出会いました。事故の時に妊婦が被曝するということは、妊婦・胎児・胎児の中に芽生えた生殖細胞(将来の孫)が同時に被曝する可能性を示しており、遺伝子の損傷が修復されない場合もあります。
福島の原発事故以降、放射能と遺伝の関係について言及する人が少なくなりました。しかし、将来の被害を少しでも軽減するためには避けて通れない問題です。ぜひお読みください。
【体裁・価格】B5判、16ページカラー、240円(送料別)
【連絡先】〒338-0003 さいたま市中央区本町東2・14・18 NPO法人食品と暮らしの安全基金
メールアドレス dokusya@tabemono.info
電話番号 048・851・1212