「御福の集い」は毎年横浜大空襲の日5月29日に横浜市開港記念会館一室に集って、反戦を再確認し、一年間の営みのよすが・軌範とし合っています。

　言い出しっぺは、もう半世紀以上京都市在住ですが、横浜生れの浜っ子。横浜大空襲の日(ヒロシマ・デーを元年とする核暦元年5月29日)午前、600機のB29に生家を焼き出され、母親に背負われ、火中を逃げ、川に浮かぶ筏に上って母子助かり、父親と生き別れて現在に至っています。

　5・29をご・ふく=御福と呼んで、幸せの出発日に、と位置付けています。もとより今年も5月29日(火)、恒例会場横浜市開港記念会館4号室に午後1時～4時まで集い、散会後交流会へ。

　4年前の第1回は言い出し兵家族だけの食事会でした。2年目に、広島原爆核心地被爆電車内奇跡生存の米澤鐡志さんを、3年目に”裁判員制度は現代の赤紙” とする「裁判員制度はいらない!大運動」から武内更一弁護士に来て頂きました。今年、第4年目は「昨年3・11は第2次世界大戦敗戦に次ぐ日本第二の敗戦史観(敗戦の相手は中国・米・英諸国から、昨年は私たち日本人自身、科学技術立国・経済大国を築き上げた経済アニマルに負けた)」に立って、ゲストを招ばず、全員自由に話し合います。特に”若狭原発震災前”にどう生きるか、を。どなたもお気軽に、自由参加、無料。

　主催・問い合わせ先電話番号・ファクス075・574・1631 荒井。