読者会から
2013年04月26日|カテゴリー:読者会から
テープ版読者会
視覚障がい者に『週刊金曜日』の音訳CD版を提供している読者会です。
去る3月26日、杉並区内で第8回総会を開催。昨年度業務・会計報告の他、本誌発行人北村肇氏のスピーチ、記念講演として、筑波技術大学教授長岡英司氏より、情報通信技術の発展による視覚障がい者の情報アクセス、読書環境の変容や問題点など、実際に機器を操作しながらの講演があり、次年度に繋がる充実した総会となりました。
なお、北村氏のスピーチは本誌CD版937号、長岡氏の講演は同938号、939号に収録いたしました。問合せ(03・3397・5705 舛田)
倉敷読者会
5月5日(日)13時半~17時、倉敷労働会館(倉敷駅10分)。参加費300円。
*4月は16人。(1)937号を読んで討論、「株の上がり方に根拠がない。実体経済は冷えたまま」「安倍内閣の支持率が高いのはマスコミが誘導しているから」などの意見 (2)大阪桜宮高校の体罰問題を討論。「戦争中、小学生だったが、先生から靴で頬を殴られた。戦争が終わってほっとした」(初参加者)など (3)1955年発生の森永ヒ素ミルク事件の被害者家族が参加。事件の経過が報告された。生活費として支給されている保障手当が、最近不当に削減されていることが判明し、その差額を求める損害賠償請求訴訟を提起。本年6月判決予定。不当な判決に対しては控訴し闘うようみんなで激励した。問合せ(080・3880・3914 堀井)
美濃読者会
5月6日(月・休)18時半~、JR岐阜駅・ハートフルスクエアー小研修室4。テーマは「中国の外交戦略と日本」(猪又)参加自由。
*4月例会は5人。テーマ「直近1カ月の本誌を議論する」では、結局、東日本大震災、原発に議論が集中。原発については全員が即時廃止。原発再稼働については4人が反対。1人も安全が完全保証されれば稼働ということだった。ほかに本誌掲載の経済私考、食、投書、論争などについても話し合った。問合せ(058・248・3467 ken)
千葉東葛読者会
5月11日(土)15時~17時、定例日ではなく、第2土曜です。松戸市民会館302号室。参加費100円。
*4月例会では、参加者各自が(本誌を踏まえつつ)最も問題と思うこと、訴えたいこと、また勉強していること、悩んでいることなどを、順次出し合って話し合いました。やはり昨今の右傾化に関することが多く、2時間では到底足りませんでした。問合せ(047・386・4339 篠原)
金沢読者会
5月11日(土)18時半~21時、5月は第2週に行ないます。金沢勤労者プラザ、参加費400円。
*前回読者会より。(1)寺内町の平面見取図が出され、質疑応答。金沢のまちおこしはここを中心に武士ではなく、土民(民衆)意識に目覚めた加賀・能登市民を基盤に発信されなければならない、などの見解が出された (2)企業法人税引き下げについて (3)脱原発の現状 (4)改憲論について (5)日米安保について、など。結局いま、「東アジア共同体構想」だけが日本の進路・希望であり、その理念は、日本国憲法である。
室蘭読者会
5月11日(土)18時半~、(定例の第一土曜日とは違っています)室蘭市中小企業センター。
*4月には9名参加。前回の話題にあった、市のサイトに「憲法を守る市政応援」をバナーで載せようとする件は、担当課から「政治的主張であり、世論を二分する一方だけを載せられない」と拒否の回答。公務員が憲法遵守を「政治的主張」などと言うのは大問題。これは追及継続の課題。誌面からは、在特会などのヘイトスピーチに対して政治家はどうしているのか、誌面で読みたいと要望あり。堀潤インタビューに共感多数。選挙協力党は難しいのか。天皇主権回復ではなく国民主権の創造だ。など。問合せ(0143・22・4714 増岡)
読者会担当から
*読者会開催の「告知」原稿は、なるべく開催日の3週間前までにお願いします。
また、「報告」とあわせて300字程度を目安に収めていただくと助かります。