ともに生きる――グローバル化の中の民族教育
2014年06月06日|カテゴリー:市民運動紹介
日本と韓国・朝鮮・中国との間で歴史認識等をめぐり緊張関係が続き、日本の右傾化が進んでいます。改憲の動きや安倍政権の歴史認識を欠いた発言には驚きと危機感を覚えます。そういった中で東京・大久保では「ヘイトスピーチ」デモが休日毎に続きました。そこで、私たち高麗博物館はこの度、このグローバル化時代に、外国人と「ともに生きる」ことの大切さを、外国人学校をテーマに考えてみようと企画展を開催します。
誰もが、自分のアイデンティティを育む民族教育を受ける権利を持っています。多文化共生社会の実現のためには、それを社会全体で担うことが大切です。今回、朝鮮学校をはじめとする外国人学校で学ぶ子どもたちを取り巻く歴史をふり返り、未来の社会の担い手として、対等な共生ができるような多民族・多文化教育のあり方をともに考えましょう。
【開催期間】?8月31日(日)12時~17時 ※月・火休館
【入館料】大人400円 中高生200円
【イベント】
◆ドキュメンタリー映画『茨城朝鮮学校』上映会 6月21日(土)・8月9日(土)17時15分~18時30分 参加費400円(入館料含む)
◆民族教育をめぐるシンポジウムと交流会 7月19日(土)14時~17時 参加費1000円(入館料含む)
【問合せ】高麗博物館 東京都新宿区大久保1-12-1 第2韓国広場ビル7階 TEL&FAX 03-5272-3510