関東大震災時朝鮮人虐殺 神奈川追悼会
2014年08月22日|カテゴリー:市民運動紹介
(横浜駅そばで、2日昼過ぎ)
「××××を銃剣にて刺殺しつつあるなり頭部と言わず、滅多切にして溝中になげこむ惨虐目も当てられず……」(福鎌恒子)〈『横浜地方裁判所震災略記』より〉
1923年の関東大震災時、横浜では軍隊、警察と市民の手によって多くの朝鮮人が虐殺されました。白日の下で起きた出来事にもかかわらず、真相は隠蔽され、それどころか今、市立中学校の副読本から虐殺に関する記述の一部が削除されています。
私たち「関東大震災時朝鮮人虐殺の真実を知り追悼する神奈川実行委員会」は、虐殺の事実を明らかにし、ひとりでも多くの人に伝えるために学習会やフィールドワークを重ねてきました。関東大震災から90年にあたる昨年9月1日、多くの方々と追悼会を行ないましたが、引き続き今年も追悼会を開催いたします。
追悼会は、横浜市西区の久保山墓地にある「関東大震災殉難朝鮮人慰霊之碑」の前で執り行ないます。この碑は、当時8歳で虐殺の惨状を目撃した一市民、石橋大司さんが「日本人として決して忘れてはならぬ歴史的事実を残したい」と、74年に私財を投げ打って建立したものです。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。
【日時】9月7日(日)10時~11時半
【場所】久保山墓地(市営バス「久保山霊堂前」下車)
【問合せ】 FAX 045-942-7728
Mail yamamoto.sumiko@gmail.com