自然エネルギー市民の会(略称PARE)は、風力、太陽光、バイオマス、小水力などの再生可能エネルギー利用を普及することにより、地球温暖化をくい止め、原子力に頼らない持続可能な社会の実現を目指し、設立されました。

　福島原発事故は発生から3年を経過しても放射性汚染水の漏洩が止まりません。除染も進んでおらず、今も14万人が避難生活を余儀なくされています。福島の現状は、原発の電気を使ってきた私たちの問題でもあると思います。

　当会は、福島県農民連と協力して、福島県内で市民共同発電所づくりを進めています。昨年9月には福島県伊達市に「福島りょうぜん市民共同発電所(50kW)」を設置しました。2014年末には福島県郡山市熱海町に市民出資による「福島あたみまち市民共同発電所(210kW)」を建設します。

　出資の募集期間は2014年10月31日まで、1口10万円です。出資していただいた資金は1・2%の利息をつけて20年で返済します。また、福島の復興に少しでも役立てばとの考えから、発電収入の2%を福島復興基金として積み立てます。

　なお、実際の出資は、第二種金融取引業の資格のある信託会社にしていただくことになります。

【問合せ・資料請求先】
自然エネルギー市民の会(担当/中村)
TEL 06-6910-6301
FAX 06-6910-6302
Mail wind@parep.org