沖縄・辺野古の新米軍基地建設については、県民の反対の意思が今回の総選挙と11月の県知事選挙で、明白に示されました。しかしながら安倍政権はこれを無視し、戦争をするためだけの基地の建設を今なお強行しようとしています。これに、屈することはできません。

　そこで、現地で何が起きているか、どのような闘いが展開されているかを知るためにも、辺野古の緊迫した状況を記録したドキュメンタリー映画『圧殺の海』を、ぜひ全国で自主上映していただきたいと思います。

　この映画には、安倍首相が集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行した2014年7月1日に始まった新基地建設の着工から、県知事選挙の結果まで描かれています。海を埋め尽くした海上保安庁の巡視船や特殊警備艇に対しカヌーで立ち向かった人々、そして炎天下で米軍基地ゲート前で座り込み、さらには工事用のトラックの前に立ちはだかったおじぃ、おばぁらの姿も記録されています。

　一人でも多くの方々がこの映像を目にし、沖縄での闘いと連帯していただければと希望いたします。そして一部の映画館ではすでに上映されていますが、全国各地で学習会等とあわせ、市民が主催する自主上映会をぜひ企画してください。1日、1カ所で5万円。当日の、複数回上映も可能です。

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