川内原発再稼働前の住民説明会を求める署名
2015年02月13日|カテゴリー:市民運動紹介
福島第一原発事故の収束が絶望的になりながらも、昨年11月7日に開催された鹿児島県の臨時県議会は、九州電力川内原発1、2号機の再稼働の推進陳情を採択しました。伊藤祐一郎知事も、再稼働の受け入れを表明しました。
しかし、大多数の鹿児島県民は再稼働を認めていません。原子力規制委員会は昨年9月、川内原発が「運転再開」の規制基準に合格したと発表しましたが、問題だらけだからです。桜島が50キロに迫り、活動が異常に活発化したカルデラ火山帯に囲まれていながら、火山対策は噴火時の炉心の核燃料棒移動方法、場所等が未決定。避難計画も風向きシミュレーションを考慮しておらず、30?圏内に限定。しかも知事は、高齢者や障がい者などの要援護者の避難計画は「作らない」と公言しています。
そこで九州電力に対し、事故の際に被害が想定される住民に説明するよう求めた緊急全国署名を展開しています。項目は、再稼働前に30?圏内9自治体での住民説明会開催及び全自治体議会の議決獲得、30?圏内外の住民要求があった場合の説明会開催――です。
締め切りが2月23日と急ですが、左記のURL から用紙をプリントし、ぜひ全国から署名を送って下さい。
【宛先】〒892-0873 鹿児島市下田町292-1 ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会
TEL 099-248-5455
URL http://www.synapse.ne.jp/peace/kinkyushomeipage.html