日本と韓国の友好を深め、新しい未来を切り開くのを目指す第二回目の「日韓未来バスツアー」を7月に韓国で実施します。

　安倍政権の憲法改正の動きや歴史問題への対応は、さらに日韓関係を冷え込ませています。また一部雑誌には「嫌韓」を売り物にする記事が目立ち、さらにヘイト・スピーチ並みの内容の「嫌韓」本も出版が相次いでいます。しかし、このままではさらに日韓関係が悪化し続け、未来を担う世代には隣国に対する意識の面で大変な否定的影響を及ぼすでしょう。今こそ日韓の市民が互いに歴史を学び、話し合う場が必要です。

　そこでこの「ツアー」では、かつて日本軍「慰安婦」にされた女性たちが共同生活している「ナヌム」の家を始め、韓国併合前に日本人によって惨殺された明成皇后の生家・記念館、そして「3・1独立運動」の記念館等、歴史と関わりの深い場所を韓国の人々と一緒にバスで訪ねます。ほかにソウル市内をはじめ、世界遺産に指定された李氏朝鮮時代の城塞遺跡・水原華城等の見学等も予定しています。

　相互理解と友好に基づく隣国関係を実現するため、ぜひこの「ツアー」にご参加ください。期日は7月17日にソウル現地集合。帰国は自由となります。　費用は2万5000円から(予定。航空券は別途)。

問い合わせは、「日韓未来バスツアー」事務局の田中博まで。
電話番号　国際電話82-10-6668-9252
メールアドレス tanaka1119@hotmail.com