「戦争美化」教科書の批判パンフ活用を
2015年06月05日|カテゴリー:市民運動紹介
今年は中学校教科書の採択が実施されますが、右派勢力が戦争美化の育鵬社・自由社の歴史と公民の教科書を採択させようと狙っています。特に育鵬社の教科書は、安倍首相や下村文科相が普及させるよう公然と呼びかけています。
すでに横浜市等全国の14地区で採択されていますが、その公民の教科書には何と安倍首相の写真が15点も掲示されていることをご存じでしょうか。このことに象徴されるように教科書どころか安倍政権の宣伝本で、子どもたちを歴史修正主義で染め上げ、国家や大企業にとって都合のよい人間に育てようという意図が露骨です。
こんなものを教室に持ち込ませるわけにはいきません。今回発売するパンフレット『ここが問題! 育鵬社・自由社教科書』には、侵略を「自衛戦争」、太平洋戦争を「アジア独立のため」と教え、国家に奉仕することを「国民主権」にすり替えるような育鵬社教科書の問題点をコンパクトに解説しています。子どもたちにこうした教科書を渡してはなりません。それは、親の、大人の義務ではないでしょうか。ぜひこのパンフレットを活用して、教育委員会が採択しないよう地域から声を上げてください。
●価格 1部10円。100部以上9円、1000部以上8円。送料別。
●注文先 「子どもと教科書全国ネット21」〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-6-1小宮山ビル201
TEL 03・3265・7606 FAX 03・3239・8590