東京の「平和祈念館」建設のための署名募集
2015年06月19日|カテゴリー:市民運動紹介
日本は戦前、中国大陸をはじめとしたアジア・太平洋地域に戦争を拡大し、約2000万人とされる人々を殺害しました。日本自身もこの戦争によって310万人の死者を出し、東京では1945年3月10日に約300機ものB29による大空襲を受け、2時間半で10万人が殺されるという世界史に残る惨事が生じました。
私たち「『東京都平和祈念館(仮称)』建設をすすめる会」は、戦争の悲劇を二度と繰り返さないため、空襲などの戦死者を追悼し、戦争の実態を後世に伝え、国内外に平和と生命の尊さを発信する施設の建設を求めています。
すでに1993年、東京都の「平和記念館基本構想懇談会」(永井道雄座長。都議会の全会派代表が参加)が一致して、(1)平和を学び考える(2)21世紀に向けた東京の平和のシンボルとする――等の「平和記念館」の「基本的性格」を、当時の鈴木俊一知事に報告しています。しかし現在まで、都は同館を建設しようとしません。
戦争の被害を受けた広島や長崎などの市にはこうした「平和祈念館」が建設されています。東京にも同じ趣旨の施設を建設するため、現在署名活動を展開しています。ぜひ、ご協力ください。
- 問合せ 「東京都平和祈念館(仮称)」建設をすすめる会
- 連絡先 東京都千代田区二番町12-1エデュカス東京内 東京総合教育センター気付。TEL 03・5927・1485FAX 03・5027・1487(東京平和委員会)