中国電力による「スラップ訴訟」に反撃を
2015年07月31日|カテゴリー:市民運動紹介
中国電力は1982年、山口県上関の原発建設計画を発表しました。これに対し、美しい瀬戸内海の自然や住民の命を守りたいという地元祝島の島民の闘いと全国各地からの支援により、30年近く計画は進みませんでした。
ところが中国電力は2009年11月、祝島の対岸の田ノ浦で埋め立て工事を強行。しかも、それに対し非暴力で抗議していた人々のうち、祝島の島民2人と、市民2人に対し、「工事を不法妨害した」などとして明確な根拠も示さないまま、約4800万円もの損害賠償を請求したのです。これは、原発建設に反対する声を押さえ、萎縮・疲労させるための悪質な「スラップ訴訟」にほかなりません。
4年前の「3・11」の教訓も忘れ、こうしたなりふりかまわない手段に訴えても原発を新規建設しようとしている中国電力を、決して許してはなりません。現在進んでいる裁判は多大な出費がかかるため、カンパを求めています。ぜひ全国からの支援で、貴重な自然と住民の生活を破壊しようとしている中国電力との裁判闘争を勝利させてください。
- 連絡先:中国電力スラップ訴訟止めよう会 TEL ● 0848・66・3592
- 振込先:ゆうちょ銀行 祝島島民の会(加入者名) 一三九(店名) 0067782(当座)。郵便振替(裁判へのカンパ、とお書きください) 祝島島民の会(加入者名)01390-467782(口座番号)。