冊子『平和へのバトン』の活用を
2015年08月28日|カテゴリー:市民運動紹介
私たち横浜市の「港南台9条の会」はこれまで、例会で「私も平和の語り部」と題し、地域にお住まいの方々に出席いただき、戦争体験や、平和への思いを話していただく活動を2011年以来続けてきました。
そして回を重ねるなかで、「蓄積されたそこでの貴重なお話を、できるだけ多くの方々に知っていただきたい」、「平和な社会を作るための次世代へのバトンとして、手渡したい」という、参加者の思いが高まりました。その結果、「私も平和の語り部」で収録されたお話をまとめ、『平和へのバトン』と題した冊子を、これまでに2冊作成いたしました。
そこでは、かつて戦争を身近に体験し、あるいは空襲や大陸からの引き揚げで苦労を重ねて、焼け跡から戦後を生き抜いた人々、あるいは戦後生まれでも平和を守る運動に参加して、地域で長年活動してきた人々が、各自のさまざまな体験にもとづき、平和と憲法9条擁護の思い、そして戦争なき国への希望を語っています。
作成の際、小学校高学年程度の子どもにも読めるよう一話を短くまとめ、わかりやすい文体にし、用語の説明を入れ、難しい漢字にルビを振るなど、工夫しました。この冊子を、各地域での取り組みにお役立ていただければ幸いです。
注文は「港南台9条の会」事務局まで82円切手2枚同封し、郵便でお申し込みを(2冊1セット)。
〒234-0054 横浜市港南区港南台4-5-16-501 成田知子