【海外】PKO要員が地元住民に性的暴行の疑い

2月4日
　中央アフリカでPKO活動を行なう国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッションは4日、PKO要員による地元住民への性的暴行の申し立てが新たに7件あったことを明らかにした。
　中央アフリカでは、治安維持などのため外国から派遣されている要員が、本来守らなければならない民間人に暴行を加えたとする疑いが相次ぎ判明している。中部の都市バンバリで性的な搾取・虐待を受けた可能性のある7人が新たに特定された。うち5人は未成年だという。国連は4日、性的暴行被害の情報を受けて、コンゴ共和国のPKO要員120人を本国に帰還させると発表した。（2/5 AFPより）

【国連】女性差別撤廃条約日本政府報告審査　

2月16日～
　国連女性差別撤廃委員会（林陽子委員長）第63会期（2月15日～3月4日）がスイス・ジュネーヴで開催され、16日には6年半ぶりに日本政府報告審査が行なわれる。日本からは、審査に臨む政府代表団のほか、女性差別撤廃に取り組むＮＧＯ等28団体79人が傍聴に参加。15日には、委員とＮＧＯとのランチタイムブリーフィングなどが行なわれ、16日の日本政府報告審査終了後、ＮＧＯによる会見が予定されている。
　今回は「慰安婦」に関する日韓合意の直後でもあり、また政府が、軍や官憲による「強制連行」の資料は確認できなかったと報告をすることからも、議論が白熱することが予想される。

【インフォメーション】

◆2月18日（木）18：30～20：30
▼どうする男女の賃金格差～均等待遇に学ぶ「これからの働き方」～
▼会場：東京都千代田区役所4階会議室（九段下駅）
▼講師：屋嘉比ふみ子、赤石千衣子、竹信 三恵子
▼参加費：無料
▼申込み：千代田区国際平和・男女平等人権課 TEL・03-5211-4166 Mail・kokusaidanjo@city.chiyoda.lg.jp　詳細は働く女性の「グループ２３」事務局 URL・http://ameblo.jp/ochanomikai/

◆2月22日（月）18：30〜20：30
▼シンポジウム「家族のあり方を改めて考える〜最高裁大法廷判決から」
▼出席者：後藤弘子、大谷美紀子、二宮周平、武田万里子、上野千鶴子、遠藤薫
▼場所：学習院大学目白キャンパス中央教育研究棟301教室（JR目白駅）
▼参加：無料
▼主催：日本学術会議第１部法学委員会ジェンダー法分科会、同社会学委員会ジェンダー研究分科会
▼問合せ：千葉大学大学院専門法務研究科 TEL・03-3403-5706 FAX・03-3403-1640