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ジェンダー情報

【国会】赤枝議員(自民)が「進学しても女の子はキャバクラに行く」発言 4月12日

 自民党の赤枝恒雄衆院議員は12日、超党派の「子どもの貧困対策推進議員連盟」の会合で、奨学金制度拡充の要請に対し、「がっかりした。高校や大学は自分の責任で行くものだ」と述べたうえで、「とりあえず中学を卒業した子どもたちは仕方なく親が行けってんで通信に行き、やっぱりだめで女の子はキャバクラ行ったりとか」などと発言した。
 これに対し、公明党の石田祝稔政調会長は13日の記者会見で「(発言が)事実なら納得いく話ではない。経済的な部分は本人の努力で超えられないところがある」と述べ、自民党の稲田朋美政調会長も記者会見で、「誤解を招くことがないよう、自分の意見を言う場合には、ひと言ひと言、緊張感を持って発言すべきだ」と述べた。一方、野党は、民進党の山井和則国対委員長代理が会見で「貧困家庭の女の子を侮辱するような発言」、共産党の穀田恵二国対委員長も「論議するに値しない暴論」と厳しく批判した。

【国会】民主党の山尾政調会長が民法改正案提出に意欲 公明党矢倉議員も「全力で頑張る」と誓約 4月13日

 民主党の山尾志桜里政調会長は13日、参議院議員会館で行なわれた「法制審答申から20年、民法改正を求める院内集会」に出席したあとの定例記者会見で、記者から「(民進党に)加わった中に選択的夫婦別姓に否定的な政党に所属した議員もいるが、どのように取り組むのか」と質問された。これに対し「今、法務部会で作業している。政府も再婚禁止期間については閣法で出してくるが、選択的夫婦別姓や婚姻年齢は入っていない。再婚禁止期間はもちろん、選択的夫婦別姓、婚姻年齢をパッケージとして出していく。今、その詰めの作業をやっていただいている」と答え、「今、与党第一党の政調会長と野党第一党の政調会長が両方女性だというのは、これまでにない光景なので、そういう光景もプラスに変えながら前に進めたい」と法案提出に意欲を示した。尚、この院内集会には、与党の公明党議員も出席。同党法務部会長代理の矢倉克夫参議院議員が「『一億総活躍』と言っているわけだが、結局、これはお一人お一人が、ありのままの姿でしっかりと生きていく、多様な生き方をしていく社会ということだと思う。そういう点でも、姓を変えなければならない苦しみがなくなるような社会を政府もつくっていかなければならない。(選択的夫婦別姓)実現をするべく、公明党も全力で頑張っていくことをお誓い申し上げたい」と挨拶した。