辺野古新基地建設用の採石計画撤回署名
2016年05月13日|カテゴリー:市民運動紹介
防衛省は現在、九州の奄美群島や佐多岬、天草・御所浦島、五島列島の椛島、門司をはじめ、瀬戸内海の小豆島、防府、黒髪島といった西日本各地から、1700万立方メートルもの大量の土砂を運び去ろうとしています。言うまでもなく防衛省はこれらの土砂を、沖縄・辺野古沖に米軍新基地を新設するための、海面埋立て工事に使おうとしているのです。
すでに、土砂を持ち去られている西日本各地では、自然破壊が進行し、住民の抗議が起きています。さらに生物多様性から世界的にも注目されている奄美大島や、瀬戸内海の自然も危機にさらすことになります。土砂に紛れ込む恐れのある、外来種持込みによる環境影響調査も放置され、新たな問題が生じようとしています。これは西日本採石地の住民にも、新基地建設への間接加担を強制するもので、絶対に承服できません。
何よりも、辺野古新基地建設によって貴重な生物の宝庫である、辺野古沖のサンゴ礁の豊かな海は完全に破壊され、沖縄の米軍基地による植民地化を固定化し、平和を望む沖縄県民の意思が踏みにじられるのです。この問題のパンフレット(500円)も販売中です。
ぜひ全国の皆様が、辺野古基地新設の即時中止と、採石計画の撤回を求める署名運動にご協力ください。署名簿等の問合せは、下記まで。
〒700-0973 岡山市北区下中野318-114 松本方 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会。TEL・FAX・086-243-2927