呉市の教科書不正採択の解説パンフレット
2016年06月10日|カテゴリー:市民運動紹介
広島県呉市は昨年、右派団体・日本教育再生会議作成の育鵬社版『歴史』『公民』の中学校教科書を、市民の反対を無視して採択しました。しかしその後、市教委の教科書採択における数々の不正が明るみになっています。
たとえば、(1)教科書選定委員会が『公民』教科書の「総合所見」を作成した際に、数字を水増し改ざん(2)市教委が、調査した各歴史教科書に掲載されたという人物の数を偽造――等々。このように、育鵬社教科書の評価を上げるための裏工作が行なわれました。
私たち「教科書ネット・呉」は、安倍晋三首相が推薦した育鵬社教科書が、各地で不正なやり方で採択されている例として呉市の例を報告し、全国の人たちに知ってもらうため、『教科書ネット・呉の活動報告パンフレット(その2)』を作成しました。
内容は、こうした不正採択の実態と、裏工作の手口を明らかにし、それに対する抗議活動を解説。関連する付随資料も掲載されています。
ぜひ、全国各地でこれからの育鵬社版教科書採択阻止に取り組もうとしている団体、安倍政権の右寄りの教育政策に関心を持たれている方々に、パンフレットの活用を呼びかけます。
1冊50円のカンパを、お願いします。
申込先:Mail・ta-umi-to@kvf.biglobe.ne.jp(内海まで)。
支払い先:郵便振替口座01380-9-104750
口座名:教科書ネット・呉