好評をいただいた、沖縄・辺野古の新基地建設阻止行動を描いたドキュメント映画『圧殺の海』の第二弾が、このほど完成しました。題名は、『圧殺の海 第２章 辺野古』です。

　内容は、翁長雄志知事を誕生させた2014年11月16日の県知事選から始まり、日本政府が再開させた工事に対する海と陸での、住民による海上保安庁と機動隊との激しい闘いを克明に記録。さらに2015年の翁長知事の公有水面埋め立て承認の取り消しと、安倍政権による国土交通省への行政不服審査請求、さらに知事から埋め立て承認取り消し権限の剥奪を狙った代執行訴訟提訴といった県と国との攻防にも触れ、2016年３月４日に県と国との代執行訴訟和解受け入れまでを描きます。

　現在、工事は止まっていますが、中止になったのではありません。現場での抵抗は、いまも続いています。全国の皆さんがぜひこの映画を見て、辺野古の闘いの現場を知ってください。そして、連帯の輪を広げてください。

　６月25日から東京・ポレポレ東中野、７月16日から名古屋シネマテークで上映が始まります。さらに８月１日からの、全国の自主上映会も受け付けています。１カ所、１日で５万円の定額で、何回上映しても可。各地域で、上映会を開いてみませんか。問合せは、森の映画社札幌編集室まで。〒004-0004札幌市厚別区厚別東４-８-17-12　影山あさ子事務所 TEL・FAX・011・206・4570