長江流域の万人坑を知る平和学習の旅
2016年07月01日|カテゴリー:市民運動紹介
かつて日本軍が中国を侵略した際、鉱山や大規模な工事現場で苛酷な労働を強要した結果、 栄養失調やケガ、病気などで死亡した多数の中国人労働者を捨てる場にした万人坑――。大量虐殺による万人坑として平頂山事件が知られていますが、他の万人坑もあり、被害が大きすぎて、現在も正確な犠牲者数は不明です。そして長江流域には、そうした万人坑のみならず、日本軍による数々の残虐行為の跡が残されています。
2009年から中国東北三省や華北地方、最南部の海南島に残る万人坑を参観し、「平和学習の旅」を重ねてきました。 そして今年は、長江流域に残る万人坑跡を主に参観する予定です。重慶から南京までの地域を、新幹線も利用しながら巡ります。特に1万人規模の民間人犠牲者を出した無差別爆撃が加えられた重慶、ほとんど知られていない太平洋戦争期最大の廠窖大虐殺、淮南炭鉱での強制労働・虐待、そして南京大虐殺についての「学びの旅」となります。
中国各地に今も残る侵略の爪痕をより深く学習し、伝え、現在と未来に活かしていきたいと願っています。ぜひ、ご参加下さい。
●期間:16年10月18日~26日。関空発着でCZ(中国南方航空)便利用
●料金:2名1室利用で、34万9000円(予定)から。
●お問い合わせ・お申し込み:Mail・happy.screaming.project@gmail.com FAX・06・6324・2439 野津まで。
●申し込み締切日:9月10日。