今年も、「８・15」がやってきます。戦後71年の現在、昨年9月に「成立」した戦争法を発動させるか否かが問われています。南スーダンでは現在、ＰＫＯに派遣されている自衛隊の任務に、「駆けつけ警護」、「住民保護（地域治安維持）」が組み込まれようとしています。

　このままでは自衛隊は否応なく殺し、殺される部隊へと変容させられることになります。「戦死者」が出る可能性も排除できません。その際、必ず「戦死者」の追悼、顕彰の動きが出るでしょう。さらに、自衛隊の「海外任務」拡大への道を歩ませるかどうかが問われてきます。加えて安倍政権は自衛隊を「戦う軍隊」にするため、メディアを統制・動員し、軍事予算調達、自衛隊員リクルートに対する国民の信認を取り付けるための宣伝、世論操作を進めてくるのは間違いありません。

　今年で11回目となったヤスクニ・キャンドル行動は、こうした安倍政権の策動に反撃するキャンペーン、運動を作っていきたいと思います。８月13日には、東京・水道橋駅近くの在日本韓国ＹＭＣＡでシンポジウムを開催し、東京大学の高橋哲哉教授や、『琉球新報』の新垣毅編集委員らの報告を予定しています。ぜひ皆様の参加をお願いするとともに、賛同金を募っています。１口1000円で、何口でも。

●振込先：郵便振替口座 00140-3-446364
●口座名義：ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏