ＮＨＫの籾井勝人会長は就任以降、「国際放送については政府が右ということを左とは言えない」、「原発報道はむやみに不安をあおらないよう、公式発表をベースに」等々、ＮＨＫをまるで安倍政権の広報機関とみなすかのような数々の暴言を繰り返し、視聴者の厳しい批判を浴びてきました。このような考えを持つ人物は、政府から自立し、不偏不党の精神を貫くべき公共放送のトップにはまったくふさわしくありません。

　ＮＨＫの経営委員会は目下、次期会長の選考を進めています。私たちは放送法の精神に即し、ＮＨＫのジャーナリズム機能と文化的役割について高い見識を持ち、政治権力からの自主・自立を貫ける人物が会長に選任されることを強く望みます。

　そのため、(1)籾井現会長を絶対に再任しない(2)放送法とそれに基づくＮＨＫの存在意義を深く理解し、それを実現できる能力・見識のある人物を会長に選考する(3)会長選考過程に視聴者・市民の意思を広く反映させるよう、会長候補の推薦・公募制を採用する――の３点を求め、ＮＨＫ経営委員会に提出する署名を集めています。第２次集約日は10月７日となります。ぜひ、ご協力ください。

●署名用紙郵送先：〒134-0083江戸川中葛西五郵便局局留 視聴者コミュニティ 渡邉力宛
●インターネット署名：URL・https://goo.gl/forms/G43HP83SSgPIcFyO2
●問合せ：TEL・070-4326-2199