3・11甲状腺がん子ども基金に寄付を
2016年09月23日|カテゴリー:市民運動紹介
チェルノブイリ原発事故後、子どもたちの間で小児甲状腺がんが急増しました。福島県でも原発事故後に多くの子どもたちが甲状腺がんと診断され、手術を受けました。福島県の近県でも、子どもたちの甲状腺がんが報告されています。政府は原発事故の影響とは考えにくいとしており、包括的な支援策が十分にとられていません。
甲状腺がんと診断された子どもと家族は孤立し、たび重なる診察や通院費用で経済的に困窮して、進学や就職、結婚、出産などの面でも困難が予想されます。こうした状況を解決するため、治療費や通院費などの給付を含めた経済的支援が必要です。また、事故の影響による血液系のがんや固形がん、非がん系の疾病など予想される様々な健康被害の調査・対策が急務となっています。
そこで、甲状腺がんや甲状腺疾患、その他の被曝影響によると思われる病気に苦しむ子どもたち等への支援と、原発事故による健康被害状況の調査・把握を行なう目的で、「3・11甲状腺がん子ども基金」を立ち上げました。
当面は2000万円を目標に寄付を募り、甲状腺がんの治療を受ける子どもたちへの給付金支援から始めたいと計画しています。ぜひ、多くの皆様の寄付をよろしくお願いいたします。
●金融機関:城南信用金庫営業部本店
●種別:普通
●口座番号:845511
●口座名義:3・11甲状腺がん子ども基金