私たち「銘心会南京」は、南京大虐殺の調査や研究、ドキュメンタリー映画の制作等に取り組んでいます。その一環として1988年から、毎年日中の近現代史を学ぶために南京や中国各地の被害の町や村を訪れ、生存者から聞き取りをしてきました。これは被害者を慰問する「心のケア」でもあり、15年間欠かさず続けています。

　今年も日中両国の市民同士の理解と真の友好を目指して、12月11日から16日にかけてのツアーを募集しています。

　13日には、南京大虐殺犠牲者を追悼する国家追悼式に参加。また、南京戦最大の激戦地だった紫金山の戦跡、南京城の新たな虐殺跡地フィールドワーク等も、研究者や被害体験者の案内で予定しています。さらに、上海慰安所博物館の見学や、南京郊外の幸存者宅を訪問しての「心のケア」を実施。研究者の講演もあります。

　歴史の真実を忘れず、被害者の思いを日本の私たちが共有するためにも、ぜひ多くの方がツアーにご参加ください。関西在住の大学生２名を今回、負担金４万円でご招待いたします。

●参加費用：一般13万8000円（別途保険約4000円）。
●締め切り：一般11月４日、大学生10月30日
●申し込み連絡先：「銘心会南京」松岡環 FAX・06・6628・8172 TEL・090・8125・1757
●負担金４万円の大学生の応募方法：氏名、住所、携帯番号、学生証コピー、応募理由1000字以内を明記の上、申込先まで。