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ジェンダー情報

【国際】男女格差指数 日本は144カ国中111位 10月26日

 世界各国の政財界の指導者が集まる「ダボス会議」を主催する世界経済フォーラム(本部・ジュネーブ)は10月26日、2016年版「世界男女格差年次報告書」を公表した。日本の男女格差指数は144カ国中111位で、昨年の145カ国中101位から順位を下げた。1位はアイスランドで、2009年から8年連続で首位。2位フィンランド、3位ノルウェー、4位スウェーデンと北欧が占め、イエメンがランキングの公表を始めた2006年から不動の最下位となっている。
 男女格差指数は、経済、教育、健康、政治の4分野を総合した評価。日本は健康分野が40位、教育分野が76位だが、男女賃金格差が大きいことや女性管理職の少なさから経済分野が118位、女性の政治参加が低い政治分野は103位で、総合指数を下げた。安倍政権は「すべての女性が輝く社会づくり」を邁進しているが、報告書では日本の格差について「教育参加などで改善が見られたものの、専門的・技術的労働者の男女比率が著しく拡大している」と指摘された。

【政府】金田法相「通称使用の拡大は望ましい」と答弁 10月25日 

 参議院法務委員会で10月25日、糸数慶子議員(沖縄の風)が選択的夫婦別姓を認める民法改正を求めたのに対し、金田勝年法務大臣は「国民的な議論の動向を踏まえながら、国民の大方の理解を得て行なう必要がある」などと否定的な見解を示す一方、「旧姓の使用が認められないために特に女性は社会生活上の不便を被っていると認識している。社会生活上の不便はできる限り解消をしていく必要がある。法務省としても旧姓の通称使用の拡大に向けた政府全体の取組に必要な協力を行なっていく」などと答弁した。

【インフォメーション】

◆11月12日(土)13:00~16:30
▼女性参政権70周年記念ジェンダーの視点から選挙制度を問う
▼登壇者:小林良彰、三浦まり、ケネス・モリ・マックウェイン、糠塚康江、堂本暁子ほか
▼参加費:無料
▼申込み:不要
▼会場:日本学術会議講堂(乃木坂駅)
▼主催:日本学術会議社会学委員会ジェンダー政策分科会ほか 

◆11月12日(土)18:00~20:45
▼ここがヘンだよ日本の刑法性犯罪
▼会場:東京ウィメンズプラザ2階第1会議室(渋谷駅、表参道駅)
▼参加費:1000円
▼申込み:「161112申込」の件名で、氏名(ふりがな)、当日の緊急連絡先、メールアドレス、保育希望の有無を記入し Mail・info@shiawasenamida.orgへ
▼主催:しあわせなみだ