宮古島への自衛隊配備撤回を求める署名
2016年12月02日|カテゴリー:市民運動紹介
のどかな牧場が弾薬庫に、マンゴー畑が射撃訓練場に、静かな浜が水陸両用戦車の訓練場に変えられてしまう。古くから命の源とされてきた地下水の水源流域に、巨大な軍事基地が建設される......。
琉球弧では米軍基地問題のみならず、奄美大島、宮古島、石垣島、与那国島などでも陸上自衛隊の配備計画(軍事要塞化)が着々と進んでいます。昨年の安保法により、自衛隊は今後世界中に出て、戦争に加担する危険性も高まりました。東アジアの均衡が崩れれば、南西諸島は「標的の島」となり、悲惨な戦場になり果ててしまいます。
私たち宮古島の住民は、これまで通り農漁業と観光の平穏な島の暮らしを望んでいます。子どもたちの未来に残したいものは、軍備ではなく、美しいサンゴ礁の海と穏やかな風の吹く島の時間です。
近隣諸国との緊張を高め不信を募らせるミサイルやレーダー、実戦部隊の配備を止めてほしい。この切実な思いを伝えるための署名運動を、私たちは昨年6月20日の第1次締切以降も継続しています。全国的にまだ報道は少ないですが、南西諸島の住民はすでに戦争の危機を身近に感じています。
宮古島市の下地敏彦市長への要請「自衛隊ミサイル部隊配備を止めてください」の署名にご協力ください。全国のみなさんに、多くの関心と賛同を求めます。詳細や署名方法は「琉球弧の軍事基地化に反対するネットワーク」URL・http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-1.htmlまで。