ギャンブル依存症への対策を求める署名
2016年12月23日|カテゴリー:市民運動紹介
厚生労働省は2014年、ギャンブル依存症罹患者を536万人と推定しました。日本にはパチンコやパチスロのほか、競馬・競艇などの公営ギャンブル(競技)が全国にあります。宝くじやtotoもある、「ギャンブル大国」です。しかし依存症対策はほとんど実施されず、今日に至りました。
ギャンブル依存症は患者のみならず、無数の2次的被害も引き起こします。多重債務、貧困、家庭内不和などはもとより、借金や社会的孤立による失踪や自死、窃盗、横領、強盗なども頻発しています。
12月15日には「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法案」が衆院本会議で可決、成立しましたが、「日本は既にギャンブル大国である」という認識のもと、私たちは法整備を含めた一刻も早い対策推進を求めています。
(1)「巷にあふれるギャンブル環境から青少年を守る取り組みを!」、(2)「ギャンブル事業者側がギャンブル依存症対策費の一定の拠出を!」(3)「行政の縦割りを超えた、総合的なギャンブル依存症対策の実現を!」――これらの実現に向けて「10万人の署名」を継続。署名用紙のダウンロードは、URL・http://www.izonsyo-taisaku.org/syomei から。記入後は郵送で、「ギャンブル依存症対策を求める市民の会事務局」(〒104-0033東京都中央区新川1-21-1 茅場町タワーレジデンス1909号)までお送りください。問合わせはTEL・03・3555・1725まで。ご協力、お願い申し上げます。