ジェンダー情報
2017年02月03日|カテゴリー:ジェンダー情報
【NGO】性犯罪に関する刑法改正・家族に関係する法案についての院内集会開催 1月27日
「女性や子どもへの暴力を許さない法律を作る」連続院内集会の1回目が1月27日、参議院議員会館で開催され、市民や国会議員ら約70名が参加した。
集会では、今国会で議論される予定の性犯罪に関する刑法の改正をはじめ、ドメスティック・バイオレンス(DV)当事者などから多くの懸念が示されている親子断絶防止法案や、当事者団体が成立を望んでいる女性自立支援法(仮称)、性暴力被害者支援法案などの報告が行なわれた。離婚後の面会交流について、DV被害に苦しむ当事者からは、「親と子どもの心理を丁寧に見て、安心して面会できるところを作ってもらいたい」「子どもは自分の言葉で語ることはできない。大人がそれをきちんと察することができる制度を作ってほしい」などの発言があった。
【国会】代表質問で各党が女性政策について質問 1月24日、25日
参議院本会議で安倍晋三首相の施政方針演説に対する代表質問が、1月24日と25日に行なわれた。女性政策については、自民党の吉田博美議員と公明党代表の山口那津男議員が、女性が働く環境の改善などについて言及したのみで他の政策については触れず。ただ、吉田議員は「慰安婦」問題について「韓国政府に対し日韓合意を誠実に履行していくよう粘り強く求める」などと述べた。なお、衆議院では女性政策に関する言及はなかった。
【海外】ワシントンで中絶反対集会 1月27日
米国のワシントンで1月27日、人工妊娠中絶に反対する人々による集会が行なわれ、マイク・ペンス副大統領が出席した。ペンス副大統領は「アメリカでは命(を大切にする中絶反対派)が勝利しつつある。今日はその前進を祝う日だ」と述べ、中絶反対派が圧倒的に多数を占める共和党の議員が上下両院で多数派を占めていることにも触れた。トランプ大統領は就任直後の1月23日に、人工妊娠中絶を支援している外国のNGOへの政府の補助金交付を禁止する大統領令に署名している。(1/28AFP・時事より)
【インフォメーション】
◆2月10日(金)15:00~(14:30傍聴券受付締切り)
▼女たちの安保法制違憲訴訟 第1回口頭弁論
▼東京地裁103号法廷(地下鉄霞ヶ関駅)
▼17:00~報告集会(参議院議員会館B104号室)
▼安保法制違憲訴訟・女の会 Mail・anpo4ikenjyo@gmail.com