「認知症の母を看取る」、映画製作のために
2017年02月10日|カテゴリー:市民運動紹介
「認知症になると不幸」で「認知症にならなければ幸せ」なのか?
「介護」や「認知症」への不安を明るく"ぶっ飛ばして"くれる『毎日がアルツハイマー』というドキュメンタリー映画シリーズがあります。2010年末に認知症と診断された母・宏子さんと過ごす毎日を、娘である関口祐加監督が2年半撮り続けたものが1作目で、12年に公開されました。
『毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編』(14年)は、最先端の認知症ケアを実践する英国での新たな"認知症探求の旅"が描かれています。
そしてこのたび、最新作にして完結編となる『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル』の製作が正式決定しました。テーマは「看取り」。宏子さんは14年夏から15年冬にかけて脳の虚血症発作で4回倒れましたが、そのことをまったく覚えていません。「母の"命"は介護者である自分が預かっている。その責任をどう考え、何を準備すればいいのか」。関口監督はその答えを求め、日本国内にとどまらず、オーストラリア、オランダなどでも撮影を敢行。17年中の完成、18年の公開を目指します。
この製作のために、最終目標金額を1000万円とするクラウドファンディングを始めました(URL・https://motion-gallery.net/projects/maiaru_final)。『毎日がアルツハイマー』シリーズについての詳細はURL・http://maiaru.com/にてご覧ください。興味、ご関心のある方はご支援をお願いします。