ジェンダー情報
2017年03月10日|カテゴリー:ジェンダー情報
【NGO】ヒューマンライツ・ナウがAV出演強要被害に関するシンポジウム開催 3月2日
参議院議員会館で2日、国際人権NGO団体のヒューマンライツ・ナウが、AV出演強要被害の実情報告と対策に関する院内シンポジウムを開催し、国会議員ら約100人が参加した。
被害者のくるみんアロマ氏は「夢につけこまれたことに憤りを感じる。でも騙された自分に対しても憤りと失望感がある」と心情を吐露。「二度とこうした被害が起こらないよう、国全体で考えてほしい」と訴えた。同団体事務局長の伊藤和子弁護士は、「被害者は、消費者としても労働者としても保護されていない。被害者の立場に寄り添ったかたちでの対策が必要」と述べ、監督官庁の設置や、本人の意に反する出演、違約金を定め請求することの禁止等を求めた。
【参議院】魚住議員が性犯罪被害者へのワンストップ支援体制について質問 3月1日
参議院予算委員会で1日、公明党の魚住裕一郎議員が、性犯罪等被害者の支援体制について「各都道府県でワンストップの支援センターを設置し、研修費を含む運営の交付金等もお願いしたが、内閣府の取り組みは?」と質問。加藤勝信男女共同参画担当大臣は、「平成29(2017)年度予算に初めて性犯罪・性暴力被害者支援交付金を盛り込んだ。具体的には、相談員の人件費等の相談センター運営に要する経費、研修費及びワンストップ支援センターの広報啓発費、やむを得ない事情で警察に相談できない被害者の医療費及びカウンセリング費用などに関して都道府県を財政的に支援する内容」と答弁した。
【インフォメーション】
◆3月12日(日)14:00~16:30
▼「2005年韓国の家族法改正を振り返る~保守の反対論をどう乗り越えたのか?~
▼講師:申琪榮(お茶の水女子大学大学院准教授)
▼場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」307号室(富山駅)
▼参加費:無料
▼主催:選択的夫婦別姓を実現する会・富山 Mail・besseitoyama@gmail.com
◆3月18 日(土)13:30~17:00
▼国際シンポジウム「なぜアメリカで女性大統領は誕生しなかったのか?ジェンダーと多様性から考える2016年大統領選挙」
▼登壇:メリッサ・デックマン、ジュリー・ドーラン、マリアン・ペイリー、武田宏子、申琪榮
▼会場:お茶の水女子大学共通講義棟1号館304号室(茗荷谷駅)
▼申込み:URL・https://crdeg.cf.ocha.ac.jp/ocha2/igs/20170318から
▼主催:お茶の水女子大学グローバル女性リーダー育成研究機構 ジェンダー研究所、JAWS(日米女性政治学者シンポジウム)