イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

優生手術に対する謝罪を求める会

 1996年に母体保護法に変わった旧優生保護法の目的には、「不良な子孫の出生を防止する」とあり、約1万6500人が本人の意思に反して、あるいは十分な説明・合意のないまま優生手術(=不妊手術、女性は卵管結紮、男性はパイプカット)をされました。ハンセン病患者も対象でした。

 私たちは、優生保護法での人権侵害を明らかにし、被害者への謝罪や補償が現在の優生思想や障害者差別をなくすことにもつながると考え、97年から活動を開始。国は「当時は合法だった」と何もしないので、電話相談活動をしたところ、16歳のとき不妊手術をされた飯塚淳子さん(仮名)と出会いました。また、優生保護法にすら違反する卵巣へのレントゲン照射や子宮摘出が、月経介助が大変という理由で女性障害者に行なわれていた実態もあります。

 産みたい人は産むことを選べ、子どものいない人生も、産まないことも選べる、誰を好きになるか、セクシュアリティも人生も自分で決めるのが基本的な人権。その人権が侵害されていました。

 政府を変えるのは、市民の声。カンパとともに、被害を受けた方、関係者の証言をおまちしています。フェイスブックURL・https://m.facebook.com/motomerukai2017/。問合せは、Mail・ccprc79@gmail.com、TEL・FAX・06・6646・3883(ここ・からサロン気付)。口座は、ゆうちょ銀行 支店名:008 普通 7527630(優生手術に対する謝罪を求める会)です。