「平頂山事件」85年の中国・東北の旅
2017年05月26日|カテゴリー:市民運動紹介
1932年、中国遼寧省・撫順炭鉱を警備する日本軍が、平頂山集落の住民を多数虐殺した「平頂山事件」を現地で学び、平和を考える「第6次訪中団」に参加しませんか。今回は、事件が起きた現場跡に建設された「撫順平頂山惨案紀念館」の見学を始め、事件に関する盛りだくさんのフィールドワークも行ないます。
さらに、日本軍の戦犯たちが中国側の人道的な対応によって良心を取り戻し、自分たちの罪に目覚めていった「撫順戦犯管理所陳列館」も訪れ、新館長や職員と交流するとともに、高齢になられた元職員の趙毓英さん、温久達さんに再会したいと希望しています。そこでは、なぜ「奇蹟」と呼ばれるような日本軍人の人間性回復が可能であったのかを、ともに学びたいと企画しています。
意図的に「脅威」を煽って日中不戦の精神を壊そうとする勢力がはびこっている現在、改めて日本の加害の歴史が凝縮されている撫順を訪問し、両国の友好に貢献できればと考えています。撫順市の日本軍守備隊跡地や、瀋陽市の瀋陽裁判所跡地、張作霖爆殺現場等の見学も予定しています。
●期日:8月15日~19日
●費用:15万9000円(6~9名参加の場合。10名以上参加の場合は14万4000円。関西空港発)。
●申し込み締め切り:7月7日
●問合せ「撫順の奇蹟を受け継ぐ会 関西支部」
〒533-8799大阪市東淀川郵便局私書箱17号 TEL・FAX・06-6324-2439