「万人坑」を知る旅~遼寧省の「万人坑」
2017年06月23日|カテゴリー:市民運動紹介
「万人坑」とは、鉱山や大規模な工事現場で中国人労働者に過酷な労働を強要し、その結果、栄養失調やケガ、病気等で働けなくなると、時には生きながら放置した「ヒト捨て場」を意味します。あるいは、多数の死亡者が埋葬された場所でもあります。
中国共産党遼寧省委党校元教授の李秉剛さん著作『万人坑を知る』を現地学習する目的で 2009年から始めたこの旅は、これまで中国各地の「万人坑」跡をほぼ巡ってきました。今回は、スタート地点の遼寧省を再訪します。
今回は、「万人坑」の現地学習の完全版を目指し、前回行けなかった場所を含め、阜新、大石橋、新賽北山、平頂山、撫順等の「万人坑」を見学いたします。さらに、1894年、日清戦争の旅順虐殺で造られた中国最初の万人坑「万忠墓」を、最後の参観地と計画しました。 中国各地に今も遺る侵略の事実をより深く学習し、伝え、今と未来に活かしていきたいと願っています。ぜひ、ご参加下さい。
●期間:2017年8月24日~9月1日、8泊9日。
●料金:28万9000円(関西空港発着)。2名1室利用。1人部屋追加代金は3万1000円。6~8名参加の場合:34万9000円。
●募集人員:12名限定(最少催行:6名)。
●申込み締切日:7月15日(土)。
●問合せ:TEL・FAX・06・6324・2439
Mail・39travel@office.email.ne.jp 「万人坑を知る」学習会まで。