ジェンダー情報
2017年07月21日|カテゴリー:ジェンダー情報
【地方自治体】埼玉の男女別学に広島出身の教育長が驚きを表明 7月12日
埼玉県の小松弥生教育長が12日、教育長就任後初となる記者会見で、男女別学の公立高校について「個人的には西の方の出身なのでびっくりだが、埼玉県の人たちがいいと思ったら、悪いことでもない」と発言した。
現在、埼玉県には、浦和高校や浦和第一女子高校など16校の男女別公立学校がある。2002年に男女共同参画苦情処理委員が共学化を勧告したが、勧告は反故にされたまま、共学化の議論は行なわれていない。
【企業】サントリービールPR動画が性差別表現で公開中止 7月7日
サントリービール(株)が7日、新発売ビールのPR動画の公開を中止した。動画は「絶頂うまい出張」と題し、男性が全国の出張先で出会った女性とご当地グルメやビールを味わうという内容。動画は「コックゥ~ん!しちゃった...♥」という言葉と女性の顔をアップにした映像で締めくくられる。
8日付ハフィントンポストの記事によると、この動画がサントリーの公式Twitterアカウントに投稿されると「男性にとって都合がいい女性像を性的に表現している」など批判的なコメントが相次いで寄せられたという。同社は同日、お詫びとして「今回皆様からいただいたご意見を真摯に受け止め、今後の宣伝活動に活かして参ります」とのコメントを発表した。
【地方議会】「生命尊重の日」条例に懸念の声 7月13日
石川県加賀市議会で6月26日、宮元陸市長が提案した「生命尊重の日」条例案が、賛成14、反対2で可決された。賛成したのは自民・公明・民進の議員で、反対は共産・社民の2議員のみ。
同市は、少子化対策の一環として、旧優生保護法(現在の母体保護法)の公布日である7月13日を「お腹の赤ちゃんを大切にする加賀市生命尊重の日」とし、同日施行。女性団体などから「中絶禁止につながる」「産む産まないの自己決定権が脅かされる」との懸念の声が上がっている。
【インフォメーション】
◆7月25日(火)19:00~21:00
▼ダイバーシティナイトin郡山「女性学のススメ~51%のマイノリティ~」
▼講師:二瓶由美子(元桜の聖母短期大学教授)
▼会場:co-ba koriyama(JR郡山駅)
▼参加費:500円(1ドリンク付)
▼申込み:メールでMail・diversity_koriyama@yahoo.co.jp
▼主催:ダイバーシティこおりやま