ジェンダー情報
2017年08月04日|カテゴリー:ジェンダー情報
【政府】特許庁が職員の旧姓使用を全面容認 7月28日
特許庁は7月28日、全職員を対象とした対外的な法令上の文書作成において、結婚前などの旧姓の使用を9月1日から認めることを公表した。中央省庁では初めての措置となる。
これまで各府省では、行政処分等に係る法令上の文書については、その作成者の同一性を確実に確保する等の観点から、職員の旧姓の使用を認めていなかった。
しかし、文書作成者と実在する職員の同一性は、適切に管理することにより十分確保できると考えられること、すでに庁内で旧姓を使用している職員にとっては、対外的な文書においても旧姓を使用した方が合理性・利便性が高いと見られること、旧姓の使用者の大半を占める女性職員の意欲向上につながると期待されることなどから、特許庁は他府省に先駆けて、旧姓の使用の範囲を拡大することとした。
具体的には、産業財産権に係る審査、審判等で用いられる文書においても、本人の希望により旧姓の使用が認められることになる。
【海外】チュニジア議会で女性への暴力根絶を目指す法案が可決 7月26日
チュニジア議会は7月26日、女性に対するすべての暴力を根絶することを目指し、暴力被害を受けた女性に対する保護や支援を強化する法案を可決した。
これまで同国の法律では、15歳以下の少女と性行為に及んだ場合、暴力を使わなくても禁錮6年の刑に処せられる可能性があったものの、被害者と結婚した場合は罪に問われなかった。今回の成立により、この規定が削除されるほか、夫婦間のレイプを違法とすることや、被害者に法的支援や精神面での援助などが明記されている。(7/27AFP・時事より)
【インフォメーション】
◆8月25日(金)~8月27日(日)
▼男女共同参画推進フォーラム「つなぐ、あらたな明日へ」
▼25日~27日ワークショップ URL・https://www.nwec.jp/event/training/ndpk5s0000006130-att/forumWS.pdf
▼25日13:30~14:40特別講演「変わる勇気、変えるアクション~女性も男性もともに暮らしやすい社会を創る~ 」
▼講師:山口香(筑波大学体育系准教授)
▼会場:国立女性教育会館(ヌエック)(東武東上線武蔵嵐山駅、無料バス送迎あり)
▼参加費:無料
▼主催:独立行政法人国立女性教育会館
TEL・0493-62-6724 Mail・progdiv@nwec.jp
URL・https://www.nwec.jp/event/training/g_forum2017.html