10月1日に国保・医療なんでも電話相談会
2017年09月22日|カテゴリー:市民運動紹介
貧困と格差が拡大し深刻化するなかで、全国各地で国民健康保険料(税)や後期高齢者医療保険料の滞納による滞納処分・差押えが行なわれています。
東京では、2014年度の国保料(税)滞納世帯は60万7224世帯(25・7%)に達しています。62自治体中60自治体が滞納処分・差押えを実施し、2万1502件・76億3403万円を差押えています。後期高齢者医療保険料の滞納処分・差押えは20自治体で実施され、169人を差押え、金額で3294万円にも上っています。
このような状況を踏まえ、東京社会保障推進協議会が中心となり、10月1日(日)に「無料 国保・医療なんでも電話相談会~滞納・差押え110番」を開催します。当日は午前10時~午後5時までフリーダイヤル(0120・110・458)で電話を受け付け、医師、看護師、弁護士、ケースワーカーなど専門家が相談にお答えします。前回(2月26日実施)は全国から18件の相談が寄せられました。
国保料や病院窓口での自己負担は、申請することで免除・減額ができる場合があります。「年金が差押えされたらどうしたらいいのか?」「正規社員になれない! 国保料が高くて、払いたくても払えない」「具合が悪いけど費用が心配で病院に行けない」などのご相談に無料で応じます。まずはお気軽にご連絡を。問合せは東京社会保障推進協議会(t03・5395・3165)まで。