ジェンダー情報
2017年12月15日|カテゴリー:ジェンダー情報
【法曹】日弁連 「クオータ制」導入を決定 12月8日
日本弁護士連合会(中本和洋会長)は8日、臨時総会を開き、現在13人いる副会長を2018年度から15人に増員し、うち2人は必ず女性とする「女性副会長クオータ制(男女共同参画推進特別措置)」を導入することを決定した。
日弁連は2002年の定期総会決議で、男女共同参画を実現するためポジティブ・アクションに取り組むことを宣明し、翌03年に女性副会長が誕生。14年度に3人に増えたが、15年度は0人、16年度が1人、今年度も2人と低迷している。
(12/8『朝日新聞』、日弁連ウェブサイトより)
【国会】参議院法務委員会で糸数議員が民法改正について質問 12月5日
参議院法務委員会で12月5日、沖縄の風の糸数慶子議員が「法務省は、選択的夫婦別姓についてインターネットで周知しているということだが、20代30代の若年層は賛成が多数を占めているが、理解いただいていない60代、70代はインターネットの使用が少ない世代。インターネットだけでは理解も議論も深まらないと思うが、周知方法を検討する必要があるのでは」と質問した。法務省の小野瀬厚民事局長は、「国民的な議論が深まることが重要であると認識しており、周知の在り方についても工夫の余地があるかどうか検討していきたい」と答弁した。
【国会】参議院内閣委員会で矢田議員が男女共同参画について質問 12月5日
参議院内閣委員会で12月5日、民進党の矢田わか子議員が「通常国会では、超党派で提出した政治分野における男女共同参画法案が審議未了となった。何とか成立させるためにも担当大臣としての決意をお願いしたい」と質問した。野田聖子男女共同参画担当大臣は「廃案になったとはいえ、次なる法案が用意され、速やかに委員会にお諮りいただければ、法案の成立が可能になるのではないか。各政党に対し女性の候補者を1人でも多く立てていただきたいというポジティブ・アクションの導入検討を要請をし続けている」などと意気込みを披露した。
【インフォメーション】
◆12月18日(月)15:00~17:30「日本における男らしさの表象」
▼講師:渡辺浩(東京大学名誉教授)
▼会場:お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟604(地下鉄護国寺駅、茗荷谷駅)
▼参加費:無料
▼申込み:フォームから URL・https://crdeg.cf.ocha.ac.jp/ocha2/igs/20171218
▼主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所