【海外】ハリウッドでセクハラ撲滅キャンペーン始動　1月1日

　メリル・ストリープ氏やジェニファー・ローレンス氏ら米ハリウッドの女性俳優300人余りが1日、セクシュアルハラスメントの撲滅キャンペーンを開始した。米国では映画界の大物ハーヴェイ・ワインスタイン氏のセクハラスキャンダルを機に、娯楽や政治、メディアなどの各業界でもセクハラ疑惑が噴出し、著名人や要人らが次々と辞任や降板に追い込まれている。こうした状況を受け、企業や政府機関、さらには連邦裁判所までも、ハラスメント対策の見直しを余儀なくされている。
　俳優らが始めたキャンペーン「タイムズ・アップ」は、米紙『ニューヨーク・タイムズ』に掲載した全面広告で、農業などそれほど華やかでない仕事に従事し、セクハラなどの被害を受けやすく声を上げづらい人たちにも支援と配慮をするよう訴えている。また、「タイムズ・アップ」は、職場でセクハラや性的暴行、レイプの被害を受けた男女を法律面で支援するための基金を設立。わずか12日間で1340万ドル（約15億円）が集まったという。
　キャンペーンでは今後、職場でのハラスメントや差別に関する法律の厳格化に向け、働きかけを行なっていくことにしている。（1/2AFPより）

【政党】立憲民主党が綱領と基本政策を発表　12月26日、28日

　立憲民主党は昨年12月26日、ジェンダー平等の確立などを盛り込んだ綱領を発表した。「あらゆる差別に対して断固として闘い」「性別を問わずその個性と能力を十分に発揮することができるジェンダー平等を確立するとともに、性的指向や性自認、障がいの有無などによって差別されない社会を推進」などを宣言している。
　また28日には党の基本政策を発表。選択的夫婦別姓を実現し、ジェンダーギャップの解消に努めること、性暴力被害者の心と体を守るために適切な支援体制をつくることなどを掲げている。
綱領 URL・https://cdp-japan.jp/about-cdp/principles/
基本政策 URL・https://cdp-japan.jp/about-cdp/policy/

【インフォメーション】

◆1月20日（土）13：30～15：30
▼アジアの女性と手をつなぐ～女性たちのエンパワーメントをめざして～
▼講師：奈良雅美（特定非営利活動法人アジア女性自立プロジェクト代表理事）
▼場所：宝塚市立男女共同参画センター・エル（宝塚駅）
▼申込み・問合せ：宝塚市立男女共同参画センター・エル　TEL・0797-86-4006