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ジェンダー情報

【国会】政治分野の男女共同参画推進法案可決、成立へ 5月15日

 参議院内閣委員会で15日、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案」が全会一致で可決した。
 山際大志郎衆議院内閣委員長が委員会提出法案として趣旨説明を行なった後、共産党の田村智子議員が討論を行ない、採決され全会一致で可決した。法案は翌16日の参議院本会議で可決し、成立する見込み。
 同法案は、超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」が主導し、男女「同数」を促す規定を検討していたがまとまらず、野党が男女「同数」と規定した法案を、与党と日本維新の会が「均等」とした法案をそれぞれ提出したが、昨年の衆議院の解散により廃案に。今国会で「均等」で一本化した法案が今年4月に衆議院に提出されていた。

【国会】参議院法務委員会で糸数議員が夫婦別姓について質問 5月15日

 参議院法務委員会で15日、糸数慶子議員(沖縄の風)が選択的夫婦別姓について質問した。
 上川陽子法務大臣が4月12日の法務委員会で、「選択的夫婦別氏制度の導入につきましては、我が国の家族の在り方に関わる、重要な問題であるということから、社会的なコンセンサスを得た上で行なう必要がある」と答弁したことについて糸数議員は、「社会的なコンセンサスを得たうえで、というのは世論の動向とどう違うのか」と質問した。
 上川大臣は、世論の動向や社会的コンセンサスを得ることが重要と繰り返したうえで、「最高裁において(民法)750条は憲法に違反しないという判断が示されており、法務省として同様の理解をしている」と答弁。糸数議員は、「具体的な不都合や不利益を示したうえで、法改正を求めている当事者に対して、『様々な意見がある』などと答弁するのは極めて不誠実であり、法律を所管する法務大臣の答弁としては不適切である」と批判した。

【インフォメーション】

◆6月2日(土)13:30~16:00
▼女性首長を実現する会愛知5周年記念シンポジウム「女たちの考える憲法」
▼登壇者:片山さつき(参議院議員)、山尾しおり(衆議院議員)、山盛さちえ(豊明市議会議員)、大脇雅子(弁護士)
▼会場:名古屋YWCAビッグスペース(地下鉄栄駅)
▼資料代:500円
▼申込み:メールで Mail・womanhead@hotmail.co.jp
▼主催:女性首長を実現する会愛知