ジェンダー情報
2018年09月07日|カテゴリー:ジェンダー情報
【国会】杉田議員の発言により議事録が異例の不開示 9月4日
杉田水脈衆議院議員が事実に反する発言をしたことで、3月9日の衆議院内閣委員会の議事録が公開されない異例の事態となっている。
委員会質疑で杉田議員が、「wamという団体は、実は2000年に女性国際戦犯法廷という疑似法廷(略)を行いました(略)18年前からwamというところとソウルというのは非常にこのように手を組んでやっています」と発言したことについて、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)が衆議院事務局に対し、「当館の設立は2005年であり事実と異なる」と指摘したうえで、公的な文書である衆議院内閣委員会議事録に、誤った事実が未来永劫、記載されることがないよう訂正を求めたが、指摘を受けながら杉田議員は訂正しなかった。
野党の筆頭理事がこのままの議事録を開示することは問題として開示を了承しなかったため、与野党理事間で協議が行なわれていたが決着せず、そのままとなっていた。4日に衆議院事務局に問い合わせると、「臨時国会で与野党間で協議が行なわれるのではないか」と返事があった。
【海外】マレーシアで同性愛の女性にむち打ち刑実施 9月3日
マレーシアで3日、厳格なシャリア(イスラム法)に違反して同性愛行為をした罪を認めた女性2人のむち打ち刑が実施された。人権活動家らは「非人間的で屈辱的」な刑罰だと非難した。
刑が執行されたのは22歳と32歳の女性で、今年4月、公共広場の車の中に一緒にいるところをイスラム法執行官にみつかり逮捕された。2人は先月、イスラム法に違反した罪を認め、むち打ち刑と罰金3300リンギット(約8万9000円)の有罪判決を言い渡されていた。
人権活動家らによると、同性愛関係を禁じるイスラム法に違反したとしてマレーシア国内で女性がむち打ち刑に処されたのは今回が初めて。
(9/4 AFPより)
【インフォメーション】
◆9月12日(水)16:00
▼旧優生保護法国賠訴訟(宮城)第3回口頭弁論
▼仙台地裁(14:40仙台地裁1階ロビーに集合)
▼報告集会17:30~仙台弁護士会館4階大会議室
▼詳細は優生保護法被害弁護団のウェブURL・http://yuseibengo.wpblog.jp/aboutusで
◆9月12日(水)13:30
▼夫婦別姓確認訴訟初回口頭弁論
▼東京地裁522号法廷
▼詳細は別姓訴訟を支える会のウェブURL・https://bessei2018.wixsite.com/bessei2018で