読者会から
2020年02月14日|カテゴリー:読者会から
東京から東濃へ!週刊金曜日読者会
2月19日(水)17時~19時、可児市文化創造センターala2階控室1。1月は新たなメンバーによる発表と1カ月間の記事を討議。発表は自動車の存在の仕方と、それへの社会の依存をトータルに問おうとするもので、根底からの批判と、長年にわたる地道な活動が大いに関心を集めた。▼「伊方原発差し止め」広島高裁は常識ある判断をしたが、この原発は1月末に一時、全交流電源を喪失した。相次ぐトラブルは裁判でも示された調査や地震想定の過小評価とともに危険極まりない▼ほか英国のEU離脱、フィンランド最年少女性首相、安倍首相告発、「歓喜へのフーガ」、矢崎泰久「健康」、中村喜四郎元自民党議員「野党共闘で衆院選勝つ」などが話題になった。問合せ(Mail・shuevendredi@gmail.com)
杉並・世田谷読者会
2月23日(日)13時~17時、代田区民センター(井の頭線新代田駅徒歩1分)。会場費200円分担。差別主義・排外主義を支持・容認していると判断した場合は参加をお断りする場合があります。1月の参加者は4人。ヨーロッパでは古代ギリシャから2000年経って「個」という意識とともに民主主義が育ってきた。それに対して日本はまだ「150年」。この国には西欧から学んだはずの「個人」や「社会」はいまだに存在せず、存在するのは「立場」や「世間」、そして「空気」。「日本的」でもいいが、とにかく民主主義を根付かせるのにはどうしたらよいのか? 問合せ(Mail・tomo-h-takahashi@msi.biglobe.ne.jp)
倉敷読者会
2月23日(日)13時半~17時、倉敷労働会館(倉敷駅10分)。参加費300円。1月は15人。▼プラスチックごみの投棄、レジ袋の有料化を議論。「ヨーロッパで買い物をしたがレジ袋はなかった。日本は遅れている」「牛乳瓶の引き取りに、かつて10円を払っていた。ペットボトルもそのようにすれば捨てる人も減るのではないか」「消費者だけではなく企業に対しても働きかけを。害のない方法で焼却し、熱を発電に有効利用するなど知恵を絞るべきだ」などの意見が出た。なお討論後、参加者の9割が外出時にマイバックを持参するとの意思表示あり▼ジョン・ロックの「生命・自由および財産」の権利と社会主義との関係について。「マルクスはロックの考え方を基礎にして資本は誰のものかを問うた。自分のものである労働の成果が、他人のものになっている。それが階級闘争の理論へと発展した。しかし現実の20世紀の社会主義は、人間の本能に由来する自由権を軽視して失敗した。社会保障さえ充実していれば人間は豊かに暮らせるというものではない」という意見で一致。問合せ(Mail・horiissm123@outlook.jp 堀井)
ぎふ・東濃読者会
2月26日(水)14時~16時、可児市桜ヶ丘地区センター1階会議室1。参加費100円。2月のテーマは「私たちの中にある嫌中・嫌韓感情と向き合う」。1月はカルロス・ゴーン逃亡事件の背景には政治的問題が存在?日本の国益に踏み込んだために逮捕されたのでは?日本が犯罪人引き渡し条約を結んでいる国は2カ国のみ。日本の司法制度が裁かれる。▼れいわ新選組、立憲民主党は地方自治体選挙でも候補者を出してほしい。読者会のテーマとして案内できるので本誌で次号の特集内容を告知してほしい。問合せ(0572・24・5471高木)