読者会から
2020年08月07日|カテゴリー:読者会から
あいち読者の会
8月15日(土)13時半~、イーブルなごや1階第2集会室。テーマは毎回原則本誌直近4号の内容で会員が作成する、A4紙一枚でのレポートを参考に議論。▼自公政権終焉の加速化に、目玉政策も失敗を繰り返し焦る安倍首相。迎撃能力がないことが暴露されたイージス・アショアでこけ、さらなる支持率低下を懸念してか、急遽違憲性の強い「敵基地攻撃」論を提起▼辺野古新基地の護岸が、専門家の調査で震度1でも崩壊する可能性を指摘されている。イージス計画同様、計画の「合理性」を検証する時期を『琉球新報』の滝本匠記者が警告(1288号)しているが、防衛省が自ら安全性を証明するとは考えられない。沖縄のこうした事態がもっと知られるように宣伝方法を考えなければならない。問合せ(052・613・4028中島)
名古屋・春日井方面読者会
8月19日(水)18時半~、レディヤンかすがい1階会議室。直近4冊を持参。7月は11人。冒頭T氏が「コロナ禍に対する私の考え方」を報告。8項目にわたる中身の濃い報告を叩き台に議論が盛り上がった。朝鮮戦争は休戦のまま今に至る。なぜ平和協定にもっていけないのか。進藤榮一氏の「東アジア共同体構想」に注目すべき。他に東京都知事選、香港問題など。問合せ(090・7955・9157あだち)
北大阪読者会withYOU
8月23日(日)13時半~15時半、サポートユニオンwithYOU(阪急「茨木市駅」ソシオII)隣の会議室。7月は11人。前回同様、事務所隣りの会議室にて「3密」対策等に配慮しながら行ないました。現在進行中の「コロナ禍」に関するさまざまな言説について活発な議論が展開されました。▼内田樹氏の「新自由主義が掲げてきた『選択と集中』戦略がパンデミックには適用できない」という論理(1287号)はわかりやすい。また、その中にアメリカの凋落と中国の台頭を見ている。そして白井聡氏の言説(1289号)はトランプ路線に揺れながら近づきつつある日本のコロナ危機対応の惨状に警鐘を鳴らしている。「コロナと共生」ということばは信用できない、国が保健所をつぶしてきた等々▼『私は真実が知りたい』(赤木雅子+相澤冬樹著・文藝春秋)の読後感想▼モノ言う女性には2重の圧力がかかっている、日本人は闘いによって勝ち取った民主主義の経験がない▼そのほか、「マスクをつけない権利」(1288号)と「クルーズ船コロナ対策の『失敗』(1286号)」から多くを学ぶ等々。問合せ(072・655・5415相原)
倉敷読者会
8月23日(日)13時半~17時、倉敷労働会館(「倉敷駅」10分)。参加費300円。7月は9人。第1部は東京都知事選挙について。第2部はポストコロナの安全保障について。アメリカとの同盟をやめるべきだ。日本国憲法の精神を生かし、国際紛争は外交交渉において平和的に解決すべき。軍事産業に回すカネがあったら、コロナで生活に困っている人に回すべき。不要不急の財政支出を控え、緊急を要する市民の生活にカネを回すべき。国連や緒方貞子さんが提唱する人間の安全保障こそ求められている。自民党には期待できない。立憲民主党を中心とした政権交代こそ望まれる、などの意見が出た。問合せ(Mail・horiissm123@outlook.jp 堀井)