読者会から
2020年10月30日|カテゴリー:読者会から
みやぎ読者会
11月4日(水)19時~20時45分、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町4-1-3)。会場費200円。フリートーク。コロナ禍で半年遅れの県民集会に800人の参加があったが、着々と進む女川原発再稼働。菅首相には学術と地方に対する敵意が感じられ、危機感を覚える。同時に日本没落の加速を感じさせられる。問合せ(090・2023・5155里見)
室蘭読者会
11月7日(土)18時半~、室蘭市中小企業センター(東町)。10月は4人。有意の新参加に期待大。1298号の「アンコンシャスバイアス」に感想が集中。無自覚の偏見に気づくべし、と読んだ。一歩踏み込んで、政権や権力に従順で諦観するバイアスも指摘してほしい。太田啓子氏が、エリート男子による性暴力を「この社会ならあり得るだろう」と言う意味を、聞き役は確かめておいてほしかった。1297号の新立憲民主党記事の木下ちがや氏の文章がよかった。同号の山口泉氏は「死神政権」と痛烈な批判。この舌鋒の鋭さを、日々のニュースや新聞記事でも読みたい。学術会議一部任命拒否も大問題。国民はバカではないぞ。バカは誰だ? 問合せ(0143・22・4714増岡)
京都読者の会
11月10日(火)18時~、一念寺(市営地下鉄「五条駅」花屋町通西進、親鸞聖人像左折、東中筋通南進左側)。テーマは内田貴『民法III(債権総論・担保物権)』を読む。現代資本主義と民法の関係を考察。▼戦時中(1942年)、船田享二(元京城帝国大学教授・ローマ法)が『ファシズモ研究』という本を編集して、ムッソリーニを称賛していた▼関東からも参加者あり。当会もついに全国区になった。問合せ(075・312・2587田中)
北大阪読者会with YOU
11月22日(日)13時半~15時半、「サポートユニオンwith YOU」事務所隣りの会議室(阪急「茨木市駅」ソシオII)。10月は8名。最初の30分で「学術会議任命除外問題」の論議。国家権力の側がそこまで手を突っ込むかという怒りを共通に論議は多岐にわたる。菅首相と対面した学術会議会長の「腰砕け」対応や、「忖度の加速と言論の萎縮」を狙う権力に対するメディアの不充分な報道などに批判が集中した。また、歴史的な背景等を掘り下げた本誌の論説(1299号「金曜日から」・1300号)等で大いに学んだ等々の意見も。▼「私たちは勘違いをしていた」に驚いたが、新・立憲民主党は新自由主義と決別した。ただ、この党は足腰が弱い=地域に根付いていない現実がある▼ユニクロの経営のあり方(1297号)。新卒者の退職率も高いと聞いている▼菅首相の「改革」の背後にいる竹中平蔵に注視を!▼「敵基地攻撃能力の保有」の「安倍路線」は菅政権に継承されている。「先制攻撃のできる自衛隊」を許さない闘いが必要だ。そのためにも今後の半田滋論説に期待。最後に、大阪都構想のぜひを問う住民投票(11月1日)についても活発な論議が交わされた。問合せ(072・655・5415相原)
当欄、「読者会から」担当が数カ月間代わります。臨時担当不慣れなため、ご指導よろしくお願いします。「読者会」報告と次回開催告知は、定例の読者会開催後10日以内にお送り下さると非常に助かります。ご協力をお願いする次第です。(臨時担当・土井)