イベント情報 関連イベントや読者会イベントなどをご案内いたします。

読者会から

みやぎ読者会

4月7日(水)19時~20時45分、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町4-1-3)。会場費200円。みんなでわいわいフリートーク。原発事故から10年、世論調査では3分の2が原発に否定的だが、子ども脱被ばく裁判では原告敗訴、宮城県は被災原発再稼働を目指す。1319号に先がけ会員からの報告。今回は東京オリンピック・パラリンピック問題が話題の中心になる。▼1318号、武田砂鉄の五輪のたとえに納得▼嘘と差別と利権の五輪は止めるしかないが、実施の可能性も否定できず▼投資ビジネスとしての五輪は原発同様止められないのか。問合せ(090・2023・5155里見)

ありらん文庫読者会

4月10日(土)16時~、記録作家・林えいだい記念「ありらん文庫資料室」(福岡市中央区梅光園2-23-16東洋企画ビル2階)。参加費は無料。コロナで延び延びになっていましたが、3月13日(土)やっと第1回読者会を開催しました。現在、「慰安婦」問題にとりくむ福岡ネットワークでは、菅義偉首相にあてた「日本政府は『慰安婦』被害者に誠実な謝罪を届けてください!」という声明文への賛同を募っている最中です。そのため今回は、1318号に掲載された渡辺美奈「ハルモニたちがくれた最後のチャンス」を学習し、全参加者から賛同をいただきました。次回も奮ってご参加ください。問合せ(092・406・8609ありらん文庫資料室・森川)

京都読者の会

4月13日(火)18時~、一念寺(市営地下鉄「五条駅」花屋町通西進、親鸞聖人像左折、東中筋通南進左側)。テーマは水町勇一郎『労働法』(有斐閣)を読む(メーデーにちなんで)。2月19日、▼京都市交響楽団演奏会の最初の曲は「リエンツィ」序曲。イタリアの革命家の伝記オペラである。朴正煕政権下の韓国国立交響楽団が来日した際にも「リエンツィ」序曲が演奏され、NHKのAMラジオで放送された。当時の状況下で革命家の伝記オペラの序曲を演奏すること自体が強力なメッセージだったのだ。そのときの韓国響の楽員さんたちの胸中を思い、また、2月19日当日の小泉和裕の指揮をまのあたりにして、涙をポロリとこぼしてしまった(事務局・田中談)▼日活アクション映画『燃える雲』(1967年)では、被疑者が自家用機で海外逃亡を企てる場面があり、これは、カルロス・ゴーンを連想させる。先見の明か▼人生は懲役、この世は監獄だとすれば、エルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」は人生の本質を示す哲学的な歌だ。日本では、浜村美智子がこの歌をカヴァーしている。浜村は、「べらんめえ調」の英語で歌唱。当会は話題豊富な「娯楽の殿堂」でもある▼斎籐幸平は『人新世の「資本論」』のなかで、協同組合運動への注力や、共同体重視を説くが、これらはすでに敗戦直後に石原莞爾が唱えていたことにすぎない。マルキストともあろう人が、満州事変を引き起こした石原に及ばないとあっては、重大な不名誉である▼『週刊金曜日』でも雑民党の東郷健をふりかえる特集をしてほしい▼2月に「サウジカップ」という競馬の催しがあり、イスラムの戒律により馬券の発売なし、とされた。参考にすべき例である。問合せ(075・312・2587田中)