読者会から
2022年04月28日|カテゴリー:読者会から
噴火湾読者会
5月7日(土)14時~、室蘭市水元町27―1、Y棟前集合。4月は6人の参加。帰省中の方の参加もありました。▼1369号「ゲノム編集食品」は充実していた。何のための科学なのかを再考▼ウクライナ情勢で意見百出。情報の真偽確認が難しい。隠し事の増加自体が不正義の証拠。戦争犯罪というが、戦争そのものが犯罪との認識が必要だ。学校授業で戦争不正義を語れないなら、学校も不正義になる▼1371号14ページ、君島東彦記事や、同号「風速計」(想田和弘)で軍事力の依存症を議論。北海道警察がヤジ規制断罪判決に控訴。注目していきたい。問合せ(080・4320・3521qze17450@nifty.com)
小樽読者会
5月7日(土)16時~、あとりゑ・クレール(小樽市梅ヶ枝町21―2、中央バス「梅ヶ枝町」下車)。参加費500円。4月は発行人の植村隆さんも含め6人。たくさんの方にお集まりいただきました。▼1372号(寝そべり主義)、1370号(歌手のナターシャさん)など、手に取りたくなるいい表紙が続いています。Yさんはナターシャさんのライブを札幌で聴いたことがあるとか。バンドゥーラの演奏に感動したそうです▼1371号のウクライナ侵攻に関する君島東彦インタビュー。北海学園教授だった時によくお会いしたというOさんは「久しぶりに会った気分になって嬉しい記事でした」。36ページ、帯広柏陽高新聞局の衆院選アンケートが廃棄された記事はショック。「政治を語ることが許されないならなぜ選挙権を与えたのか」という新聞局長の言葉が重たかった。生徒たちを信頼していない保身の輩たち。恥ずかしい大人たちが多すぎます▼1372号「ヒラ社長が行く」花崎皋平さんが小樽在住ということもあり、話に花が咲きました。キーワードは「共感力」。現代に最も欠けているものかもしれません。問合せ(090・3437・3771平山)
千葉読者会
5月8日(日)15時~、船橋市高根台公民館3階第2集会室(新京成「高根公団駅」北口2分)。会費は会場代150円程度。4月の例会は、桜の花を見ながらもウクライナ戦争のことばかり、嫌ですね。ロシアによるウクライナ侵略戦争反対という点は全員一致。しかし複雑な背景があると指摘されているので論議は盛り上がりました。問題は、こんな大戦争を前に日本で「核共有」論や、相手の「中枢」を攻撃できる「敵基地攻撃能力」論というような平和憲法無視の好戦論が結構支持されている事態についてです。ウクライナへのカンパは集まるが、侵略戦争反対の世論は今一つではないかとの問題提起もありました。次回はウクライナ問題と、参議院選挙についても話し合いたいと思います。問合せ(04・7103・2721)
京都読者の会
5月13日(金)18時~、一念寺にて(市営地下鉄「五条駅」下車、花屋町通西進、親鸞聖人像左折、東中筋通南進左側)。テーマは『ブルガリア悠久の時を刻む』(書肆侃侃房)を読む(ブルガリアとは、いかなる国であるか)。▼1月9日、観世流が「難波」を上演。主人公は百済系渡来人の王仁。難波王朝の黒幕が百済系渡来人であることをうかがわせる内容であり、大変面白い。同日、観世流が「梅」も上演。観世流のみの曲で、江戸時代に成立。謡曲本には「人民」という文言が登場(ルビは「オオンタカラ」)、江戸時代に「人民」ということばが出現していた。真の「前衛」は、マルキストよりもむしろ能役者なのでは?▼六本木のテレビ朝日の敷地内に「鴨亭」という和風建築があった。迎賓館にしてはオンボロだった。現存せず。知る人も少ない話。問合せ(075・312・2587田中)
川越・ふじみ野読者会
5月14日(土)18時~20時、ウェスタ川越3階研修室1(会場が変わります)。誌面の感想を中心にフリートークを行なっています。4月は6人の参加。毎号ウクライナの記事が載っているが、1371号「君島東彦インタビュー」がわかりやすく、説得力もあった。小田実さんの殺すな、殺されるな、だと思う。これに対しては理想主義的ではないかという意見もありました。ロシアのスポーツ選手まで排除するのはやりすぎではないか。マスコミがいっせいにウクライナの都市をウクライナ語表記にするのはロシア敵視キャンペーンに与するものではないか、など。▼1369号34ページ、「天皇制存続についての議論を」(鈴木裕子)がよかった。今こそ本当に天皇制が必要かどうかを考える時ではないか▼川越市に隣接する坂戸市にある、東京教育大附属坂戸高校(当時)の修学旅行で65年前、列車事故にあい、多くの生徒と教員が亡くなった事故について、原因を突き止めた方が1冊の本を上梓。その報告がありました。お気軽にご参加ください。問合せ(090・8179・0268ysakumi1031@gmail.comサクミ)