読者会から
2022年07月29日|カテゴリー:読者会から
東海読者会
7月30日(土)18時~、イーブルなごや(女性会館)1階第4研修室(地下鉄「東別院駅」1番出口より3分)。会場使用料を割り勘。6月は8人の参加。7月のテーマは「参院選結果」を多角的視点から検証。6月は愛知選挙区に立った野党候補を講師に招いての集会となった。▼候補からは、共闘積極陣営の候補者から「共闘のための選挙戦」の内容や、他候補の主張や訴えにまで言及があったが、共闘の具体的な中身には触れなかった。これでは運動は拡がらない。ウクライナへの支援は「人道支援」に限定すべき。自分は自らの信念に従って残る選挙戦を戦うとの発言▼参加者からは「自分の支持者、支援者はどういった層か分析されているか」「フランスでの極右勢力についての考え。また、今回の選挙でも『反既得権益』政治を求める多くの人々の『期待や希望』を引き寄せられたかは重要な視点になるのではないか?」「参院選では野党共闘からの離脱がすすむのでは」「既存政党への失望感を強力に受け止める参政党に期待」「国民・市民の困難や将来不安を打開する観点からの法と制度・政策と財源論の提示を」など多くの意見が出された。問合せ(090・7851・7698my10111011@dokomo.ne.jp矢野)
みやぎ読者会
8月3日(水)19時~20時45分、仙台市市民活動サポートセンター(青葉区一番町4―1―3)。会場費200円。フリートーク。今回の読者会では目前だった参院選が話題になった。政治家は利権に血まなこ、役人は事なかれシュギ、メディアは垂れ流し映像・報道で、正義や道義のない社会になってしまった。この風潮の一因である安倍晋三銃撃事件でタガが外れ、マイノリティに向けられる暴力を危惧してしまう。▼1381号「凱風快晴」。「勝ち馬に乗る」有権者という内田樹の指摘は、認めたくないが事実。強く親しみやすい元首相の非業の死を悼む国民が、悲願をかなえてあげたい、と改憲に進む可能性▼1382号桐野夏生インタビュー「権力は世論をうまく利用する」を改めて読む。『日没』連載開始時は架空の世界に思えたが、終了時では現実が小説に近づいている不気味さを感じた。さらに小説より奇なる現実に恐怖が募る▼世界各地の地域自治主義を紹介してきた岸本聡子氏が杉並区長に。期待したい。問合せ(090・2023・5155里見)
京都読者の会
8月9日(火)18時~、一念寺にて(市営地下鉄「五条駅」下車、花屋町通西進、親鸞聖人像左折、東中筋通南進左側)。テーマは、『白の聖典』(彩図社)を読む(宗教書ではなくて、女子プロレスの中野たむによる自伝。今どきの若い人の意識と行動が記されている)▼6月12日夕刻、時事通信社より事務局・田中へ世論調査の電話。支持政党を訊かれたので、「日本の政党は支持しない。中国国民党を支持する」と回答した。読売・時事連合を思うさま蹴散らした。確信犯だ。女子プロレスのAZMの必殺技は「あずみ寿司」であって、「ポイズン田中」の必殺技は「蹴散らし寿司」だ。ボコボコに撃破した▼本誌は、いつも似たような記事が多く金太郎飴みたいだ。しかも4年制大学の文系学部卒の読者にとっては、やさしすぎる内容だ。よって、事務局・田中は本誌を月に1回しか買わない。毎号購入する雑誌は『週刊プロレス』だ。問合せ(075・312・2587田中)