読者会から
2022年08月19日|カテゴリー:読者会から
読者会・さいたま・日曜
8月21日(日)14時~17時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR「浦和駅」東口パルコビル9階)本誌直近発行の4~5回分をご持参ください。前回の参加者は7人。▼1384号。「山田厚史×金子勝対談」疑問ばかりが残った。日本版オリガルヒってだれ? 対策としての財政引き締め後の世界はどうなるの? 内部留保はどうするの? 22ページ「古賀茂明さんに聞く」産業構造改革の具体策を示してほしい。電気自動車をトヨタが潰したという暴露の裏が知りたい。トヨタは水素自動車を哲学として頑張るべきだ▼1385号。28ページ「全国がん登録データを読み解く」誌面の8割以上が表で、その表を使った説明がほぼなく、何がスクープなのか分からない。全国と福島を比較しているが、独自にe-statで確認したところ、たとえば胃がんの新規発見者割合が福島以上が数県もあるのに、こう切り取られると丁寧な説明が表以上に必要。3・11以降福島での率が上がっていると読めるが、「スクープ」として読む努力を強いられる。「表紙」の「凶弾に倒れる」やタイトルからも「一瞬の衝撃」「デモクラシーを脅かす」など、表現が扇状的で事件の本質と合っているのか? 表紙の解説も庶務での数年間在籍で「元自衛官」は刷り込みを招く。問合せ(SaitamaSunday@yahoo.co.jp)
小樽読者会
8月27日(土)16時~、あとりゑクレール(小樽市梅ヶ枝町21―2、中央バス「梅ヶ枝町」下車)。参加費500円。7月は、11人が参加。▼1383号、「富山妙子特集」がよかった。「生き様をさしおいていったい何を芸術とよぼう」という制作の姿勢。08年の妻有「大地の芸術祭」で廃校を会場にした富山妙子全作品展は圧巻だったが、さらに11年、東日本大震災と原発事故の連作も凄かった。遺された作品たちの行く末が心配。まとまって観ることができるようにならないものか▼文編集長、植村発行人が当読者会に出席。安倍元首相銃撃の一報が入ってからの表紙差し替え荒技に感心し、次号の「暗殺の意味」記事に考えさせられる。「わたしたちはいかなるテロも許さない」(表紙)、「哀悼すれど批判続ける」(ヒラ社長コラム)などの言葉。「テロ」「哀悼」にザラつく。問合せ(090・3437・3771平山)
北大阪読者会withYOU
8月28日(日)13時半~15時半、茨木市立男女共生センターローズWAM401号室※会場が変わっています。わからない方はユニオン事務所に13時10分までに集合してください(阪急「茨木市駅」ソシオ2)。7月は初参加の方を含めて12人。▼安倍晋三暗殺事件をめぐって討論する。自民党と元統一教会の繋がりを批判。そもそも自民党は宗教団体の集まりのように見えるとか、マスコミの元首相過剰持ち上げ報道に拒否感を持ったことなどの意見。また1384号「金子勝×山田厚史対談」に大いに学ぶことができるなど議論百出。特に1386号の特集、内田樹、本田雅和、鈴木エイト3氏の言説は勉強になった▼「君が代」再任用拒否訴訟で、最高裁が大阪府の上告不受理で原告(梅原聡氏)勝訴確定で前進だが、「福島原発訴訟」は敗訴。国は責任を認めよ。問合せ(072・655・5415相原)
練馬読者会
次回 8月27日(土)18時半~21時、こみゅにていかふぇ「和」(「大泉学園駅」3分)。会場使用料を割り勘。7月参加者は3人。▼安倍元首相殺害と旧統一教会については、「2発の銃声後、警察は容疑者をほぼ全員で取り押さえている。複数の犯人によるさらなる犯行の可能性は考えなかったのか」「90年代に霊感商法・集団結婚式で大問題になった旧統一教会だが、被害者弁護団の指摘にもかかわらず、その後メディアにほとんど取り上げられず放置されたのはなぜか」▼参院選について本誌では各党の女性候補者の比率を毎回取り上げている。立憲・共産は女性候補50%以上を達成し、自民・公明・維新は取り組みが遅れている。組織の高齢化がともに指摘される公明・共産両党だが、女性候補の擁立が極めて対照的なのは興味深い。また、選挙結果についての記事は紋切り型の政党評価ではなく、それぞれの選挙区でのデータや、候補者の主張への有権者の反応などを生々しく伝えるものを期待する(ソ)。問合せ(qablza3012@yahoo.co.jp)
ぎふ・東濃読者会
8月はお休みです。次回は9月21日(水)です。▼参院選結果で意見交換。支持では、立憲民主は60代以上が多く、維新はそれに次いで40代~50代、参政党は若者が支持。当選者が伸びた維新、伸びない共産・立憲。「維新の会」をどう見るか? かつての民主党のような、議員になりたい人の集団では? ハッキリした主張がない。「参政党」は主張がバラバラ、緊急事態宣言に賛成等の主張に注意▼静岡県が「リニア期成同盟会」に加入したのはなぜか? 特集してもらえないだろうか。水問題は解決したのか。問合せ(0572・24・5471高木)
埼玉北部(熊谷中心)読者会
8月はお休みです。次回は9月29日(木)です。読者会の立ち上げ初回を6月24日に開催した。出席者は5人。本誌・文聖姫編集長が参加。設立の趣旨を参加者で確認、各自自己紹介後、編集長が挨拶、そして自由討議となり本誌への要望や意見が寄せられた。▼「凱風快晴」(内田樹)で疑問を覚える表現が見受けられる。もう少し表現を吟味してほしい。それは、憲法の条文で書かれていることを「空語」と断定している。憲法は言うまでもなく国の基本法で最高法規である。国民が有する「基本的人権」は仏・欧州の革命などによって築き上げられた「人権宣言」、米国の「独立宣言」を基礎に構築されている。憲法は国会議員、公務員をはじめとした権力を有するものには、遵守義務が課せられている。国民には常に「法律」が憲法に適合しているか「違憲立法審査権」を有している。憲法条文は「理想」を求めているかもしれない、そのため、現実とはかけ離れている部分も多くある。だからといって「空語」で片づけられるものではないと思われる▼来年は「関東大震災」から100年。熊谷でも「流言飛語」により朝鮮人が強制連行された。連行したのは各地の自警団である。そして熊谷寺の境内で殺された(その数は60人~70人といわれている)。熊谷にはその慰霊碑がある。関東大震災の負の歴史を検証する観点から特集を組んでほしい。問合せ(090・9138・1406kuni-kurihara@topaz.plala.or.jp)
新宿・渋谷読者会
8月27日(土)19時~、JR「新宿駅」近く。コロナ禍のため前回同様、参加人数を制限させてください。参加希望の方は前日までにお電話ください。非通知はお断りします。【報告は次号で】問合せ(090・1779・0987どうまん)